春秋左傳事類始末鄭の子大叔、死去(鄭子大叔卒)
鄭の重臣子大叔が召陵の会からの帰途に没し、晋の趙簡子が深く弔い、かつて子大叔が黄父の会で授けた九つの戒め(乱を起こすな、富を恃むな等)を偲んだ短い一篇。
年表(1件)
- 魯定公四年(前506年)鄭の子大叔が帰国途上で没し趙簡子が九つの戒めを偲ぶ
魯定公四年(前506年)
- 召陵から帰る途中、鄭の子大叔は本国に至る前に亡くなった。晋の趙簡子は深く哀しみ弔問し、「黄父の会でこの人が私に授けてくれた九つの戒めがある」と語った。
- その九言とは「乱を起こすな、富を恃むな、寵愛を恃むな、和を破るな、礼を侮るな、能を驕るな、怒りを重ねるな、不徳な策謀をするな、不義を犯すな」というものであった。