春秋左傳事類始末魯、十一牢の礼を以て晋の士鞅を待つ(魯以十一牢禮晉士鞅)

晋の士鞅が魯へ聘問に訪れた際、季孫が格下の礼で接待させたため士鞅が怒り、魯が急ぎ牢を加えて十一牢とした1年の出来事。

年表(1件)

魯昭公二十一年(前521年)

  • 夏、晋の士鞅が魯へ聘問に訪れた。叔孫(婼)が政を執っていたが、季孫は晋を軽んじようとし、有司に命じて斉の鮑国が費(の卿)を接待した礼にならい士鞅を饗させた。士鞅は怒り、「鮑国は位が低く国も小さいのに、それでも自分は牢礼に従っている。私にまで同じ礼で応じるのは、我が国を貶めることだ。これを我が君に報告する」と述べた。魯人は恐れて牢を四つ加え、合わせて十一牢とした。