春秋左傳事類始末斉師、紀に入る(齊師入紀)

斉が莒を攻め紀鄣に逃れた莒君を追い、老いた寡婦の手引きで斉が紀鄣を陥落させた経緯を短く描く。

年表(1件)

魯昭公十九年(前523年)

  • 秋、斉の高発が軍を率いて莒を攻めると、莒の君主は紀鄣に逃れ、斉は孫書に紀鄣を攻めさせた。かつて莒には、夫を莒君に殺され老いて紀鄣に身を寄せた寡婦がおり、糸を紡ぎながら城壁の高さを測っていた。斉軍が到来すると、その女は測り縄を城外へ投げ与え(あるいは斉の将・子占に献じたともいう)、子占はこれを用いて夜のうちに兵に縄を伝って城壁を登らせ、斉軍は紀鄣に入城した。