春秋左傳事類始末平子、莒を伐ち初めて亳社に人を用いる(平子伐莒始用人于亳社)
季平子が莒を伐って郠を取り、亳社で初めて人身供犠を行ったことを、臧武仲が周公の祭祀を享けられなくなる非礼だと嘆いた短い一話。
年表(1件)
- 魯昭公十年前532年季平子が莒討伐の捷を亳社で祝い初めて人身供犠を行い、臧武仲が非礼を嘆く
魯昭公十年(前532年)
- 秋、季平子が莒を伐って郠を取り、捕虜を献上する際、初めて亳社(殷の遺民を祀る社)で人身供犠を行った。
- 斉にいた臧武仲はこれを聞き、「周公はもう魯の祭祀を享けまい。周公は義を大切にする神だが、魯は義に背いた。『詩経』に『徳ある言葉は明らかで、民に軽々しい真似を見せない』とあるのに、これほど甚だしい非礼を一度でも行えば、いったい誰が福を得られようか」と嘆いた。