春秋左傳事類始末鄭の游眅、妻を迎える者から奪う(鄭游販奪逆妻者)
鄭の游販(游眅)が婚礼の途中の妻を奪い、元夫に殺された事件。子展が游販の子を廃そうとしたが太叔が思いとどまらせ、奪われた妻を元の場所に戻し游氏の怨みを残さぬよう配慮した。
年表(1件)
- 魯襄公二十二年前551年游販が人妻を奪い元夫に殺され太叔が事後処理する
魯襄公二十二年(前551年)
- 鄭の游販(游眅)が晋へ赴こうと国境を出る前、婚礼で妻を迎える者に出会い、その妻を奪って邑に泊まった。
- 丁巳の日、奪われた妻の元夫が游販を襲って殺し、その妻を連れ去った。
- 子展は游販の子・良を廃してその弟・太叔を立てようとしたが、太叔は「国卿は君主の補佐であり民の主でもある。いい加減な処置はできない」と述べ、游販のような行いをした者を退ける一方、妻を奪われた者の妻を探し出して元の場所に戻らせ、游氏には怨みを持たせないようにして「悪事を明らかにしないためだ」と告げた。