春秋左傳事類始末穆叔、能く教えを用いる(穆叔能用教)

臧武仲を軽んじた御叔の言動を穆叔(叔孫豹)が聞き咎め、傲慢な態度は国を蝕む害虫だとして御叔の賦役を倍にした短い逸話。

年表(1件)

魯襄公二十二年(前551年)

  • 臧武仲が晋へ赴く途中、御(邑の名)を二度通った。御叔がその邑におり、酒を飲もうとしていたところ「聖人(臧武仲は博識で、当時聖人と呼ばれた)が何の役に立つのか、私は酒を飲むまでだ。雨の中を歩き回って何が聖人か」と言った。
  • 穆叔(叔孫豹)がこれを聞き、「使いにくい人物だと分かっていながら傲慢に振る舞うのは、国を蝕む害虫だ」と評し、御叔の賦役を倍にするよう命じた。