春秋左傳事類始末狄、衛を囲み衛は帝丘に遷る(狄圍衞衞遷于帝丘)
狄に包囲された衛が帝丘に遷都した際、衛成公が康叔の夢を見て相を祀ろうとしたが、寗武子が同族でない神への祭祀は不当と諫めた逸話。
年表(1件)
- 僖公三十一年(前629年)狄に衛が包囲され帝丘に遷都、成公の相祭祀を寗武子が諫める
僖公三十一年(前629年)
- 冬、狄が衛を包囲し、衛は帝丘に遷都した。占いの結果は「三百年」と出た。
- 衛の成公は康叔(衛の始祖)の夢を見た。康叔は「相(殷の後裔の小国の神)が私の祭祀の場を奪っている」と告げた。成公は相を祀るよう命じたが、寗武子は反対し、「鬼神は同族でない者の祭祀は受け入れない。把・鄫が相を祀らなくなって久しいが、それは衛の罪ではない。成王・周公が定めた祭祀の命に、衛が口を出すべきではない」として、祀りの命令を改めるよう求めた。