春秋左傳事類始末大旱魃で飢饉も害に至らず(大旱饑而不害)
大旱に際し魯の僖公が巫女らを焼いて雨乞いしようとしたのを臧文仲が諫め、実務的な対策を説いて従わせた結果、飢饉ながら大きな害を免れた一件。僖公二十一年(前639年)。
年表(1件)
- 僖公二十一年前639年大旱に臧文仲が実務的対策を説き、僖公が従い大害を免れる
僖公二十一年(前639年)
- 夏、大旱に見舞われ、魯の僖公は雨乞いのため巫女や身体障害のある祈祷師を焼こうとした。臧文仲は「それは旱魃への備えにはならない。城郭を修め、食を節し、費用を抑え、農事に努め、余剰を分け合うことこそ為すべきことだ。巫や祈祷師に何ができるのか。天が彼らを殺そうとするなら初めから生まれさせなければよいし、彼らに旱を招く力があるなら焼けばかえって旱がひどくなるだけだ」と諫めた。僖公はこれに従った。この年は飢饉ながら大きな害には至らなかった。