春秋左傳事類始末宋の華耦、来盟し宴を辞する(宋華耦來盟辭宴)

宋の華耦が魯に来盟した際、祖先督の罪を理由に文公の宴席を辞退し亜旅の礼を求めた。魯人はこれを機転と評したが、君子はその評価を是としなかったという一件。

年表(1件)

文公十五年(前612年)

  • 宋の華耦が魯に来て盟約を結んだ。文公が宴席を設けようとしたところ、華耦は「私の祖先の臣・督は宋の殤公に対して罪を犯し、その名は諸侯の史書に記録されています。私はその祭祀を継ぐ身であり、あえて君の宴に連なって辱めを及ぼすわけにはいきません。どうか亜旅(上大夫)の礼で応対させてください」と辞退した。
  • 魯の人々はこれを機転が利いた対応と評した。