春秋左傳事類始末衛・鄭、魯公を頼み晋に和を請う(衞鄭因魯公請平于晉)
魯の文公が晋への朝見の往復で衛侯・鄭伯からそれぞれ晋との和平の仲介を依頼され、双方の要請を取り次いだ一件。鄭の子家と魯の季文子が詩を賦し合う場面も含む。
年表(1件)
- 文公十三年(前614年)衛侯・鄭伯が魯の文公に晋との和平の仲介を依頼した
文公十三年(前614年)
- 魯の文公は晋に赴いて朝見し、あわせて盟約を確認した。
- 衛侯は沓の地で文公と会い、晋との和平の仲介を依頼した。
- 文公は帰途、鄭伯と棐の地で会い、鄭も同様に晋との和平の仲介を依頼した。文公はいずれの要請も取り次いだ。
- この際、鄭の子家は《鴻雁》の詩を賦し、魯の季文子は「わが君はこの苦労を免れられない」と述べて《四月》の詩を賦した。子家はさらに《載馳》の第四章を賦し、季文子は《采薇》の第四章を賦した。鄭伯は文公に拝礼し、文公も答礼した。