新唐書卷一百九十七 列傳第一百二十二 李惠登

李惠登

  • 李惠登は営州柳城の人、平盧軍の裨将。安禄山の乱で董秦に従い滄・棣等州を平定したが軽騎の遠征で敗れがちであった。史思明の反乱で賊に陥り、計を用いて脱出し来瑱に依り金吾衛将軍を試官として授かった。李希烈の反乱で二千の兵を任され隋州に駐屯すると、李惠登は州を挙げて朝廷に帰順し刺史に任じられた。
  • 州は度重なる戦乱で荒れ果て民の生業もなかったが、李惠登は学識に乏しくとも民の利害を素直に判断し行い、政は清静を保った。二十年間の統治で田畑は開かれ戸口は増え、人々は歌い舞ってこれを称えた。節度使于頔がその績を上奏し御史大夫を加えられ隋州は上州に格上げされた。検校国子祭酒を経て没し洪州都督を追贈された。