新唐書卷一百七十 列傳第九十五 高固
高固
- 出自不詳。伝えでは4世祖の高侃が永徽中に北庭安撫使として車鼻可汗を捕らえ安東都護となったという。
- 生まれは微賤で売られ渾瑊の童奴となり字は黄芩。聡明で騎射に優れ『左氏春秋』を読んだ。瑊に愛され、斉の高固に因み改名、乳母の娘を娶らせた。瑊に従い朔方に屯した。徳宗の奉天避難時、賊の突入を長刀で防ぎ車を塞いだ功で渤海郡王。
- 李懷光反乱時、邠寧留後張昕を斬って帰順、検校右散騎常侍・前軍兵馬使。貞元17年(801年)、邠寧節度使楊朝晟没後の後継問題で軍に推され節度使就任、「殺人・略奪をするな」との号令で軍を治めた。憲宗の下で検校尚書右僕射、右羽林統軍で終わった。贈陝州大都督。