新唐書卷一百六十二 列傳第八十七 姚南仲
姚南仲
- 姚南仲、華州下邽の人。制科に及第し校書郎を経て右補闕。大暦10年(775年)、独孤皇后の陵墓を長安に近接して築くことに反対し「祖宗の宅たる長安の側に陵を興すべきでない」と論じた上疏で帝に評価され、五品階を加えられた。
- 宰相常袞との縁で海鹽令に左遷されたが、韓滉の推挙で復帰し義成節度使に至った。監軍薛盈珍の専横を抑えられなかったことから讒言を受けたが、裨将曹文洽が誣告を暴くため使者程務盈を殺害し自らも自殺した事件で帝に事の真相が伝わり、尚書右僕射に任じられた。「盈珍のような者はどこにでもいる、聖人が甦っても軍規は正せない」と述べた逸話が残る。貞元19年(803年)75歳で没し、太子太保・諡貞を贈られた。