新唐書卷一百五十九 列傳第八十四 蕭昕

蕭昕

  • 蕭昕、字は中明。梁の鄱陽王蕭恢の7世孫。博学宏辞に2度及第し、哥舒翰の副元帥府で掌書記を務めた。代宗の陝州避難に従い国子祭酒に抜擢され、太学振興を建言した。
  • 大暦中、回紇への弔問使として派遣された際、功への謝礼要求に対し「唐は毫も功を忘れない、しかし仆固懐恩の叛乱に加担した罪もある」と毅然と反論し、虜を恥じ入らせた。工部尚書・晋陵侯。徳宗の奉天避難時、80余歳ながら徒歩で山谷を抜けて行在に至った。90代まで生き93歳で没し、揚州大都督・諡懿を贈られた。張鎬・来瑱を見出し、杜黄裳・高郢・裴垍らも登用するなど、名宰相を輩出したことで知られる。