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新唐書
卷一百四十三 列傳第六十八 辛秘
生涯
辛秘は隴西の出。貞元中、明経に及第、判入等を経て長安尉。礼学に通じ太常博士。憲宗初、湖州刺史として李锜の反乱に対し寡兵ながら夜襲で敵将を斬り功を上げた。汝・常州刺史、河南尹を経て昭義軍節度使。王承宗討伐後の潞州疲弊を立て直し、四年で銭十七万緡・糧七十万斛の備蓄を実現した。召還の途上、64歳で病没、尚書左僕射追贈、諡は肅(のち懿と改められた)。大官でありながら質素な生活を貫き、俸禄を親族に分与、自ら墓誌を記した清廉な人物として知られた。
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