新唐書卷一百四十一 列傳第六十六 盧從史
生涯
- 盧從史は元魏の盛族の末裔。父盧虔は進士出身の学者。從史は若くして騎射を好み、澤・潞で節度副大使に抜擢された。徳が意に反して部将の妻を奪うなど不道徳な行為を重ね、諫言する部属を遠ざけた。
- 父の喪中に王承宗討伐を献策して服喪を免れ、澤・潞を再び領した。しかし討伐の兵を進めず賊と密通し、機密情報を渡し、宰相就任を求めるなど専横を極めた。憲宗はこれを憂いた。
- 神策中尉吐突承璀との交遊に乗じて計略にはめられ、酒宴の場で捕縛された。将軍烏重胤の統制で軍は動揺せず収束した。元和5年(810年)夏4月、詔で罪状が示され、州司馬に左遷後、賜死。子の繼宗らは嶺南に流された。