新唐書卷三十下 志第二十下 曆六下

  • 昭宗の時代、宣明暦は施行されて久しく、数値も次第にずれてきた。詔により太子少詹事の辺岡と司天少監の胡秀林、均州司馬の王墀が新暦の改治にあたったが、術はもっぱら辺岡の手になった。辺岡は算術に巧みで、乗除の間を自在に操ることができた。これにより簡便・近道・略式の技法が興り、経制(本来の理論)・遠大・秩序だった旧法は廃れてしまった。計算は簡便になったが、いずれも根本原理から離れていた。上元七曜は赤道虚宿四度から起算する。景福元年(892年)に暦が完成し、「崇玄暦」と名づけられた。気朔・発斂・盈縮・朓朒・定朔弦望・九道月度・交会・入蝕限去交前後は、すべて大衍暦の旧法によった。その他は異なるが、別の道を通って同じ結論に至るものもある。その大略は次の通り。

用語の対応と算法の要旨

  • 大衍暦の「策実」は「歳実」、「揲法」は「朔実」、「三元之策」は「気策」、「四象之策」は「平会」、「一象之策」は「弦策」、「掛限」は「閏限」、「爻数」は「紀法」、「策余」は「歳余」、天中之策は「候策」、地中之策は「卦策」、貞悔之策は「土王策」と呼ばれる。辰法は半辰法である。乾実は「周天分」と呼ばれる。盈縮・朓朒はすべて常気を用いる。盈縮分は「升降」、先後は「盈縮」と呼ばれる。
  • 升降・損益はすべて一等進め、象統を倍にして乗じ除法で除して「平行率」とする。後の率と差を取り、半分にして平行率に加減し初率・末率とする。差を倍にして一等進め、象統を乗じ除法で除して「日差」とし、初末に加減して定める。日差を累加減して毎日の分を得る。小余はすべて万を乗じ通法で除して「約余」とし、万を法とする。また百で約して「大分」とし、百を法とする。
  • 冬至の赤道日度及び約余をその宿の全度から減じ、次の宿へ累加していき「距後積度」とする。限九十一度三十一分三十七小分に満てば去る。半分以下は初、以上は限から減じて末とする。いずれも百四十四を乗じ一等退けて千三百一十五から減じ、初末の度分を乗じて「差」とする。また初末を通じ、四千五百六十六とまず相減じ後に相乗じ、千六百九十で除して差から減じ、「定差」として再び一等退けて分とする。至の前後で減・分の後で加える距後積度が「黄道積度」となる。
  • 冬至赤道日度及び約余から前と同様に定差を求めて減じ「黄道日度」とする。歳差は十一を乗じ、求める気数を乗じ三千八百八十八で除して前気中積に加え、盈縮分を盈加縮減して冬至の宿度を起点とし、その気初加時の宿度とする。
  • 定朔小余が日法四十分の二十九以上なら、定朔小余を日法から減じ、晨初余数以下なら一日進める。
  • 辺岡はさらに簡便法(径術)を作り、黄道月度を求めた。蔀率で積年を除して「蔀周」とし、余りを「蔀余」とする。歳余を蔀余に乗じ副本を作り、蔀周を二倍して三十七で除し副本から減じ、蔀余を百一十九で約して副本に加える。周天に満てば去り、余りを四倍して分とし、度母で除して度とすれば、冬至加時の平行月となる。
  • 冬至約余の午前後分に二百五十四を乗じ万で約して分、度母で度とし、午前は加え午後は減じて加時月に加減し「午中月」とする。以後は一日ごとに平行十三度十九分の七を計算する。冬至から定朔までの日数を累計して平行を減じ「定朔午中月」とする。次朔及び弦望も同様に日を計って平行を加える。分は度母で除して約分とする。
  • 四十七で蔀余を除して「率差」とし、余りに七日三分半を乗じて副本を作る。率差を九倍し一等退けて分とし副本から減じる。また百で冬至加時距午分を約し、午前は加え午後は減じ、転周に満てば去って冬至午中入転とする。冬至から朔までの日数を減じて定朔午中入転とし、次朔及び弦望も日を計って加える。
  • それぞれ入日の下の損益率を転余に乗じ百で除し、盈縮積を損益して「定差」とする。盈は加え縮は減じて午中月に加減し「定月」とする。月行定分にその日の晨昏距午分を乗じ万で約して分、百で度とし、午中定月から減じて「晨月」、加えて「昏月」とする。
  • 朔昏月を上弦昏月から減じ、上弦昏月を望昏月から減じ、望晨月を下弦晨月から減じ、下弦晨月を後朔晨月から減じ、それぞれ「定程」とする。相距日で均して「平行度分」とし、次程との差を求めて平行に加減し初末日の定行とする(後が少なければ初に加え末に減じ、後が多ければ初に減じ末に加える)。相距日から一を減じ均して「日差」とし、初日を累損益して毎日の定行とする(後が多ければ累益、少なければ累減)。朔弦望晨昏月に累加して毎日の晨昏月を得る。

晷漏(日影と漏刻)

  • 二至加時からその日昏後夜半までの日数及び余を計る。初限以下は「後」とし、以上は二至限から減じて「前」とする。乗数を乗じて初末差から減じ、これを再び副本に乗じ百万で除して尺、満たない分は寸・分とする。夏至後は一等退ける。これらを「晷差」という。至の前後で冬至中晷から減じ、夏至前後で夏至中晷に加え、毎日の陽城中晷とする。前日との差で、後が多ければ「息」、少なければ「消」といい、冬夏至の午前・午後の約分を乗じ万で除し、午前は息減・消加、午後は息加・消減して中晷を定める。冬至初日は減のみ、夏至初日は加のみとする。
  • 二至加時からその日昏後夜半までの日数を計り、冬至後は「息」、夏至後は「消」とする。一象以下は初、以上は二至限から反減して末とする。自乗して二位進め、消息法で除して分とし、副本を作る。五百分とまず相減じ後に相乗じ、千八百で除して副本に加え「消息数」とする。象積を乗じ百で約して分、再び退けて度とする。春分後は六十七度四十分に加え、秋分後は百一十五度二十分から減じ、その日の黄道去極とする。一象との差が赤道内外を示す。消息数は春分後は千七百五十二を加え、秋分後は二千七百四十八を減じて「晷漏母」とし、五千から減じて晨昏距午分とする。
  • 晷漏母に千四百六十一を乗じ再び半分にして百で約し「距子度」とする。半周天から減じて「距中度」とする。百三十五を晷漏母に乗じ百で約して分とすれば「晨初余数」を得る。晷漏は百を刻とし、満たない分は象積を乗じ百で約して分とし「夜半定漏」を得る。
  • 九服(辺境諸地)の中晷は、それぞれの地で表を立てて観測する。陽城の北では冬至前、南では夏至前の晷影が陽城のそれと一致する日を「差日の始」とする。差日の始から二至までの日数を「距差日数」とし、これをもとに各地の初末限の晷差を求め、その地・その日の中晷を得る。九服の各地では別に水漏を設けて二至の夜刻を定め「漏率」とし、これを陽城の二至晷漏母と比較してその地の毎日の晷漏母を得る。

交会(日月食)

  • 四百一を朔望加時入交常日及び約余に乗じ三十で除して度とし、定朔望の入交定積度分を得る。これを周天から減じ、朔望加時黄道日躔の起点として交の宿次を得る。
  • 入交定積度が半交以上なら陽暦、以上を減じれば陰暦とする。定朔望約余に転分を乗じ万で約して分、百で度とし、入陰陽暦積度から減じて定朔望夜半の入るところとする。
  • 一象以下は「少象」、以上は半交から反減して「老象」とする。七十三を乗じ一等退け、千三百二十四から減じたものを老少象の度及び余に乗じ、再度退けて分とし副本とする。少象三十度以下・老象六十一度以上は九十一度と相減相乗して五十六で除し「差」とする。少象三十度以上・老象六十度以下は自乗して百五で除し「差」とする。副本から減じ百で約して度とすれば、朔望夜半の月の黄道からの去度分を得る。
  • 定朔約余の午前後分と五千を相減相乗し三万で除し、午前は減じ午後は倍にして約余に加え「日蝕定余」とする。定望約余はそのまま「月蝕定余」とする。晨初余数以下は四百を乗じ晨初余数で除し、定望約余に加えて「或蝕小余」とし、象統を乗じ万で約して半辰の数、余り二千四百で刻とし、それぞれの辰刻の日食の差を得る。
  • 朔の天正中気積度を三百六十五度半から減じ、千を乗じ三百六十五度半で除して分とし「限心」とする。二百五十分を加えて「限首」、減じて「限尾」とする。限内・限外の分に応じて陰暦蝕差・陽暦蝕差を求め、既前法・既後法(限内は千四百八十から陰陽暦蝕差の和を減じる等)を定めて蝕分を計算する。
  • 朔望月行定分から、日は九百、月は千を乗じ、千三百三十七で除し、日は千八百から、月は二千から減じて「汎用刻分」とする。月食の汎用刻は陽暦で三十四、陰暦で四十一を乗じ百で約して「月蝕既限」とし、千四百八十から減じて「月蝕定法」とする。去交度分がこの既限以下なら既、以上なら千四百八十から減じ、定法で約して蝕分とする。蝕五分以下は「或食」、以上は「的蝕」とする。
  • 日月食分は汎用刻を乗じ千で除して「定用刻」とする。既の場合は汎をそのまま定用とする。蝕甚約余から減じて「虧初」、加えて「復満」とする。

五星(辺岡の術)

  • 五星の変差は「歳差」、陰陽の進退差は「盈縮」、爻算は「画度」と呼ばれる(画は十二あり、爻数にあたる)。冬至後加時の平合日算を「平合中積」とし、副本を作って「平合中星」とする。歳差を中星から減じて「入暦」とする。平合をもとに諸変の常積日を中積に加え、常積度を中星・入暦に加え、それぞれの変の中積・中星・入暦とする。
  • 入暦が盈限以下なら「盈」、以上は去って「縮」とする。画度分で除し画数を数え、損益して盈縮積を「定差」とし、盈は中積に加え縮は減じて「定積」とする。所入の気及び月日を求め、冬至大余及び約余を加えて変大小余とし、日辰を命じてその変行の所在とする。
  • 辺岡の暦は変ごとに算を置き、辰星などは晨見・晨順・夕見・夕順の各段階について、中積の二至からの日数に応じた計算式を用いる。歳・鎮・熒惑の留退はすべて前遅入暦の定差を用い、太白・辰星の再合ではその差を半分にする。
  • 諸変の定星を互いに減じて「日度率」を得る。熒惑の遅日が六十を盈え度が二十四を盈える場合は、盈えた日度を疾変日度に加えて定率とする。太白の退日率は百を乗じ二百一十二で除して「留日」とし、退日率から減じて定率とする。辰星の退順日率は一等下げて留日とし、順日率から減じて定率とする。日を度で均して「平行」とし、後変の平行との差を半分にして初末日行分とする。初日行分にその変の小余を乗じ万で除し、順は減じ退は加えてその変加時宿度から「夜半宿度」を得る。日率から一を減じ均して「日差」とし、後の多少に応じて初日を累損益して毎日の行分を得る。夜半宿度に累加減して毎日の到達点を得る。
  • 五星の行度の差は複雑で規則的でないため、諸変の類を会して消息させ配置する。
  • 景福二年(893年)から頒用され、唐の終わりまで用いられた。

景福崇玄曆 諸法数

項目 数値
演紀上元甲子より景福元年壬子までの積算 五千三百九十四萬七千三百八算外
崇玄通法 萬三千五百
歲實 四百九十三萬八百一
氣策 十五、餘二千九百五十、秒一
朔實 三十九萬八千六百六十三
平會 二十九、餘七千一百六十三
望策 十四、餘萬三百三十一半
弦策 七、餘五千一百六十五太
朔虛分 六千三百三十七
中盈分 五千九百、秒二
歲餘 七萬八百一
閏限 三十八萬六千四百二十五、秒二十三
象位
象統 二十四
候策 五、餘九百八十三、秒二十五(秒母七十二)
卦策 六、餘千一百八十、秒一(秒母六十)
土王策 三、餘五百九十、秒一(秒母百二十)
辰數 五百六十二半
刻法 百三十五
周天分 四百九十三萬九百六十一、秒二十四
歲差 百六十、秒二十四
周天 三百六十五度、虛分三千四百六十一、秒二十四
約虛分 二千五百六十三、秒八十八
除法 七千三百五
秒母 一百

気節・升降差・盈縮分・損益数・朓朒積

気節 升降差 盈縮分 損益数 朓朒積
冬至 升七千七百四十 盈初 益七百八十二 朒初
小寒 升六千六十九 盈七千七百四十 益六百一十三 朒七百八十二
大寒 升四千五百七十二 盈萬三千八百九 益四百六十二 朒千三百九十五
立春 升三千二百五十 盈萬八千三百八十一 益三百二十八 朒千八百五十七
雨水 升千九百七十七 盈二萬一千六百三十一 益二百 朒二千一百八十五
驚蟄 升六百六十 盈二萬三千六百八 益六十七 朒二千三百八十五
春分 降六百六十 盈二萬四千二百六十八 損六十七 朒二千四百五十二
清明 降千九百七十七 盈二萬三千六百八 損二百 朒二千三百八十五
穀雨 降三千二百五十 盈二萬一千六百三十一 損三百二十八 朒二千一百八十五
立夏 降四千五百七十二 盈萬八千三百八十一 損四百六十二 朒千八百五十七
小滿 降六千六十九 盈萬三千八百九 損六百一十三 朒千三百九十五
芒種 降七千七百四十 盈七千七百四十 損七百八十二 朒七百八十二
夏至 降七千七百四十 縮初 益七百八十二 朓初
小暑 降六千六十九 縮七千七百四十 益六百一十三 朓七百八十二
大暑 降四千五百七十二 縮萬三千八百九 益四百六十二 朓千三百九十五
立秋 降三千二百五十 縮萬八千三百八十一 益三百二十八 朓千八百五十七
處暑 降千九百七十七 縮二萬一千六百三十一 益二百 朓二千一百八十五
白露 降六百六十 縮二萬三千六百八 益六十七 朓二千三百八十五
秋分 升六百六十 縮二萬四千二百六十八 損六十七 朓二千四百五十二
寒露 升千九百七十七 縮二萬三千六百八 損二百 朓二千三百八十五
霜降 升三千二百五十 縮二萬一千六百三十一 損三百二十八 朓二千一百八十五
立冬 升四千五百七十二 縮萬八千三百八十一 損四百六十二 朓千八百五十七
小雪 升六千六十九 縮萬三千八百九 損六百十三 朓千三百九十五
大雪 升七千七百四十 縮七千七百四十 損七百八十二 朓七百八十二

転暦諸数

項目 数値
轉周分 三十七萬一千九百八十六、秒九十七
轉終日 二十七、餘七千四百八十六、秒九十七
朔差日 一、餘萬三千一百七十六、秒三
度母 一百
秒母 一百
転終日 転分 損益率 朓朒積
一日 千二百七 益千三百一十九 朒初
二日 千二百二十三 益千一百五十 朒千三百一十九
三日 千二百四十 益九百七十八 朒二千四百六十九
四日 千二百五十八 益七百九十九 朒三千四百四十七
五日 千二百七十六 益六百一十七 朒四千二百四十六
六日 千二百九十五進二十一 益四百三十一 朒四千八百六十三
七日 千三百一十六進二十三 初益二百一十三末損二十七 朒五千二百九十四
八日 千三百三十九進二十六 損二百八十五 朒五千四百八十
九日 千三百六十五 損四百七十一 朒五千一百九十五
十日 千三百八十三 損六百五十 朒四千七百二十四
十一日 千四百一 損八百四十 朒四千七十四
十二日 千四百二十 損千一十七 朒三千二百三十四
十三日 千四百三十七 損千一百八十五 朒二千二百一十七
十四日 千四百五十三 初損千三十二末益二百九十二 朒千三十二
十五日 千四百六十四 益千二百八十四 朒二百九十三
十六日 千四百四十七 益千一百一十 朓千五百七十七
十七日 千四百二十九 益九百四十一 朓二千六百八十七
十八日 千四百一十一 益七百五十七 朓三千六百二十八
十九日 千三百九十三 益五百七十八 朓四千三百八十五
二十日 千三百七十五退二十二 益三百八十六 朓四千九百六十三
二十一日 千三百五十三退二十五 初益百六十末損八十 朓五千三百四十九
二十二日 千三百二十八退二十二 損三百二十四 朓五千四百二十九
二十三日 千三百六 損五百一十六 朓五千一百五
二十四日 千二百八十七 損六百九十七 朓四千五百八十九
二十五日 千二百六十八 損八百七十九 朓三千八百九十二
二十六日 千二百五十 損千五十三 朓三千一十三
二十七日 千二百三十三 損千二百二十三 朓千九百六十
二十八日 千二百一十六 初損七百三十七末益入後 朓七百三十七

七日:初數萬一千九百九十六太、末數千五百三。十四日:初數萬四百九十三半、末數三千六半。二十一日:初數八千九百九十少、末數四千五百九太。二十八日:初數七千四百八十七。

蔀率九千三十六。歲餘六百三十九。周天分千七百三十五。周天三百六十五度五分。度母十九。月行定分は転分と同じ。平行積度は一日ごとに十三度七分累加する。

入転日 損益数 盈縮積度
一日 益百三十一 縮初空
二日 益百一十四 縮一度三十一分
三日 益九十七 縮二度四十五分
四日 益七十九 縮三度四十二分
五日 益六十一 縮四度二十一分
六日 益四十三 縮四度八十二分
七日 初益二十一末損三 縮五度二十五分
八日 損二十八 縮五度四十三分
九日 損四十七 縮五度一十五分
十日 損六十五 縮四度六十八分
十一日 損八十三 縮四度三分
十二日 損百一 縮三度二十分
十三日 損百一十七 縮二度十九分
十四日 初損百二末益二十九 縮一度二分
十五日 益百二十七 盈二十九分
十六日 益百一十 盈一度五十六分
十七日 益九十四 盈二度六十六分
十八日 益七十五 盈三度六十分
十九日 益五十七 盈四度三十五分
二十日 益三十八 盈四度九十二分
二十一日 初益十六末損八 盈五度三十分
二十二日 損三十二 盈五度三十八分
二十三日 損五十一 盈五度六分
二十四日 損六十九 盈四度五十五分
二十五日 損八十七 盈三度八十六分
二十六日 損百四 盈二度九十九分
二十七日 損百二十一 盈一度九十五分
二十八日 初損七十四末益入後 盈七十四分

転周二十七日、五十五分半。七日:初八十八分小分八十七半、末十一分小分十二半。十四日:初七十七分太、末二十二分少。二十一日:初六十六分小分六十二半、末三十三分小分三十七半。二十八日:初五十五分半。入転日母一百。

二至限百八十二日六十二分小分二十二半。消息法千六百六十七半。一象九十一度三千一百三十一分。辰法八刻百六十分。昏明二刻二百四十分。象積四百八十。冬至前後限五十九日、差二千一百九十五分、乗数十五。夏至前後限百二十三日六十二分小分二十二半、差四千八百八十分、乗数四。陽城冬至晷丈二尺七寸一分半。夏至晷尺四寸七分小分八十。

交会諸数

項目 数値
交終分 三十六萬七千三百六十四、秒九千六百七十三
交終日 二十七、餘二千八百六十四、秒九千六百七十三(約餘二千一百二十二)
交中日 十三、餘八千一百八十二、秒四千八百三十六半(約餘六千六十一)
朔差日 二、餘四千二百九十八、秒三百二十七(約餘三千一百八十四)
望策日 十四、餘萬三百三十一、秒五千(約餘七千六百五十三)
交限日 十二、餘六千三十三、秒四千六百七十三(約餘四千四百六十九)
望差日 一、餘二千一百四十九、秒百六十三半(約餘千五百九十二)
交率 二百六十二
交數 三千三百五十
交終 三百六十三度七十三分小分六十四
轉終 三百七十四度二十八分
半交 百八十一度八十六分小分八十二
一象 九十度九十三分小分四十一
去交度乘數 十一、除數八千六百三十二
秒母 一萬

五星諸数(歲星・熒惑・鎮星・太白・辰星)

終率 平合日 盈限 盈畫 縮限 縮畫 歲差
歲星 五百三十八萬四千九百六十二、秒十一 三百九十八、餘萬一千九百六十二、秒十一(約餘八千八百六十一) 二百五度 十七度八分秒三十三 百六十度二十五分秒六十三太 十三度三十五分秒四十七 百三十三、秒九十二半
熒惑 千五十二萬八千九百一十六、秒九十一 七百七十九、餘萬二千四百一十六、秒九十一(約餘九千一百九十八) 百九十六度八十分 十六度四十分 百六十八度四十五分秒六十三太 十四度三分秒八十 百三十三、秒四十六
鎮星 五百一十萬四千八十四、秒五十四 三百七十八、餘千八十四、秒五十四(約餘八百三) 百八十二度六十二分秒六十三太 十五度二十二分 百八十二度六十三分 十五度二十二分 百三十二、秒九十四
太白 七百八十八萬二千六百四十八、秒七十六 五百八十三、餘萬二千一百四十八、秒七十六(約餘八千九百九十九)、再合日二百九十一、餘萬二千八百二十四、秒三十八(約餘九千五百) 百九十七度十六分 十六度四十三分 百六十八度九分秒六十三太 十四度秒八十 百三十四、秒三十六
辰星 百五十六萬四千三百七十八、秒九十七 百一十五、餘萬一千八百七十八、秒九十七(約餘八千八百)、再合日五十七、餘萬二千六百八十九、秒四十八半(約餘九千四百) 百八十二度六十三分 十五度二十二分 百八十二度六十二分秒六十三太 十五度二十一分秒八十九 百三十三、秒六十四

各星の畫数(初~十二)ごとの損益・盈差積・縮差積は原文にそれぞれ細かく定められており、歳星は初益百九十から上損三百四十一まで、熒惑は初益千二百一十から十二損三百九十六まで、鎮星は初益百から十二損百まで、太白は初益百八十三から十二損百八十三まで、辰星は初益九十二から十二損九十二まで、それぞれ盈差積・縮差積とともに逓減逓増する数値が記されている(数値は上表の終率等と同じ精度で保持される)。

五星入変暦(常積日・常積度)

変目 常積日 常積度 備考
歲星 晨見 十七日五十分 三度五十分 日躔差を用いる
  前疾 九十八日 十八度五十分
  前遲 百三十一日五十分 二十二度五十分
  前留 百五十八日 減六十五度
  前退 百九十九日七十五分 十六度七十五分 減七十一度
  後退 二百四十日 十一度 減八十二度五十分
  後留 二百六十七日五十分 減八十七度
  後遲 三百一日 十五度
  後疾 三百八十一日三十八分 三十度十二分半 日躔差を用いる
  夕合 三百九十八日八十七分 三十三度六十二分半 日躔差を用いる
熒惑 晨見 七十二日 五十五度 日躔差を用いる
  前疾 百九十三日 百三十五度
  前次疾 二百八十七日 百九十二度五十分
  前遲 三百四十七日 二百一十六度七十五分
  前留 三百六十日 減百二十度
  前退 三百九十日 二百七度二十五分 減百二十五度五十分
  後退 四百二十日 百九十七度七十五分 減百三十度
  後留 四百三十三日 減百三十五度
  後遲 四百九十三日 二百二十二度
  後次疾 五百八十七日 二百七十九度五十分
  後疾 七百七日九十二分 三百五十九度六十二分 日躔差を用いる
  夕合 七百七十九日九十二分 四百一十四度六十二分 日躔差を用いる
鎮星 晨見 十九日 二度 日躔差を用いる
  前疾 七十九日 八度
  前遲 百三日 九度六十分
  前留 百四十日 減百七十二度
  前退 百八十九日 六度四十二分 減百七十度
  後退 二百三十八日 三度二十四分 減百七十六度
  後留 二百七十五日 減百八十二度
  後遲 二百九十九日 四度八十四分
  後疾 三百五十九日八分 十度八十三分 日躔差を用いる
  夕合 三百七十八日八分 十二度八十三分 日躔差を用いる
太白 夕見 四十二日 五十三度 日躔差を用いる
  夕疾 百四十二日 百八十度五十分
  夕次疾 二百一十九日 二百六十五度
  夕遲 二百六十八日 三百一度五十分
  夕留退 二百八十五日 二百九十六度 日躔差を用いる
  再合 二百九十二日 二百九十二度 日躔差を用いる
  晨見 二百九十九日 二百八十八度 日躔差を用いる
  晨退留 三百一十六日 二百八十二度五十分
  晨遲 三百六十五日 三百一十九度五十分
  晨次疾 四百四十二日 四百三度五十分
  晨疾 五百四十一日九十分 五百三十度九十分 日躔差を用いる
  晨伏合 五百八十三日九十分 三百八十三度九十分 日躔差を用いる
辰星 夕見 十七日 三十四度 日躔差を用いる
  夕順留 四十七日 六十四度 日躔差を用いる
  再合 五十八日 五十八度 日躔差を用いる
  晨見 六十九日 五十二度 日躔差を用いる
  晨留順 九十八日八十八分 八十一度八十八分 日躔差を用いる
  晨伏合 百一十五日八十八分 百一十五度八十八分 日躔差を用いる