- 昭宗の時代、宣明暦は施行されて久しく、数値も次第にずれてきた。詔により太子少詹事の辺岡と司天少監の胡秀林、均州司馬の王墀が新暦の改治にあたったが、術はもっぱら辺岡の手になった。辺岡は算術に巧みで、乗除の間を自在に操ることができた。これにより簡便・近道・略式の技法が興り、経制(本来の理論)・遠大・秩序だった旧法は廃れてしまった。計算は簡便になったが、いずれも根本原理から離れていた。上元七曜は赤道虚宿四度から起算する。景福元年(892年)に暦が完成し、「崇玄暦」と名づけられた。気朔・発斂・盈縮・朓朒・定朔弦望・九道月度・交会・入蝕限去交前後は、すべて大衍暦の旧法によった。その他は異なるが、別の道を通って同じ結論に至るものもある。その大略は次の通り。
用語の対応と算法の要旨
- 大衍暦の「策実」は「歳実」、「揲法」は「朔実」、「三元之策」は「気策」、「四象之策」は「平会」、「一象之策」は「弦策」、「掛限」は「閏限」、「爻数」は「紀法」、「策余」は「歳余」、天中之策は「候策」、地中之策は「卦策」、貞悔之策は「土王策」と呼ばれる。辰法は半辰法である。乾実は「周天分」と呼ばれる。盈縮・朓朒はすべて常気を用いる。盈縮分は「升降」、先後は「盈縮」と呼ばれる。
- 升降・損益はすべて一等進め、象統を倍にして乗じ除法で除して「平行率」とする。後の率と差を取り、半分にして平行率に加減し初率・末率とする。差を倍にして一等進め、象統を乗じ除法で除して「日差」とし、初末に加減して定める。日差を累加減して毎日の分を得る。小余はすべて万を乗じ通法で除して「約余」とし、万を法とする。また百で約して「大分」とし、百を法とする。
- 冬至の赤道日度及び約余をその宿の全度から減じ、次の宿へ累加していき「距後積度」とする。限九十一度三十一分三十七小分に満てば去る。半分以下は初、以上は限から減じて末とする。いずれも百四十四を乗じ一等退けて千三百一十五から減じ、初末の度分を乗じて「差」とする。また初末を通じ、四千五百六十六とまず相減じ後に相乗じ、千六百九十で除して差から減じ、「定差」として再び一等退けて分とする。至の前後で減・分の後で加える距後積度が「黄道積度」となる。
- 冬至赤道日度及び約余から前と同様に定差を求めて減じ「黄道日度」とする。歳差は十一を乗じ、求める気数を乗じ三千八百八十八で除して前気中積に加え、盈縮分を盈加縮減して冬至の宿度を起点とし、その気初加時の宿度とする。
- 定朔小余が日法四十分の二十九以上なら、定朔小余を日法から減じ、晨初余数以下なら一日進める。
- 辺岡はさらに簡便法(径術)を作り、黄道月度を求めた。蔀率で積年を除して「蔀周」とし、余りを「蔀余」とする。歳余を蔀余に乗じ副本を作り、蔀周を二倍して三十七で除し副本から減じ、蔀余を百一十九で約して副本に加える。周天に満てば去り、余りを四倍して分とし、度母で除して度とすれば、冬至加時の平行月となる。
- 冬至約余の午前後分に二百五十四を乗じ万で約して分、度母で度とし、午前は加え午後は減じて加時月に加減し「午中月」とする。以後は一日ごとに平行十三度十九分の七を計算する。冬至から定朔までの日数を累計して平行を減じ「定朔午中月」とする。次朔及び弦望も同様に日を計って平行を加える。分は度母で除して約分とする。
- 四十七で蔀余を除して「率差」とし、余りに七日三分半を乗じて副本を作る。率差を九倍し一等退けて分とし副本から減じる。また百で冬至加時距午分を約し、午前は加え午後は減じ、転周に満てば去って冬至午中入転とする。冬至から朔までの日数を減じて定朔午中入転とし、次朔及び弦望も日を計って加える。
- それぞれ入日の下の損益率を転余に乗じ百で除し、盈縮積を損益して「定差」とする。盈は加え縮は減じて午中月に加減し「定月」とする。月行定分にその日の晨昏距午分を乗じ万で約して分、百で度とし、午中定月から減じて「晨月」、加えて「昏月」とする。
- 朔昏月を上弦昏月から減じ、上弦昏月を望昏月から減じ、望晨月を下弦晨月から減じ、下弦晨月を後朔晨月から減じ、それぞれ「定程」とする。相距日で均して「平行度分」とし、次程との差を求めて平行に加減し初末日の定行とする(後が少なければ初に加え末に減じ、後が多ければ初に減じ末に加える)。相距日から一を減じ均して「日差」とし、初日を累損益して毎日の定行とする(後が多ければ累益、少なければ累減)。朔弦望晨昏月に累加して毎日の晨昏月を得る。
晷漏(日影と漏刻)
- 二至加時からその日昏後夜半までの日数及び余を計る。初限以下は「後」とし、以上は二至限から減じて「前」とする。乗数を乗じて初末差から減じ、これを再び副本に乗じ百万で除して尺、満たない分は寸・分とする。夏至後は一等退ける。これらを「晷差」という。至の前後で冬至中晷から減じ、夏至前後で夏至中晷に加え、毎日の陽城中晷とする。前日との差で、後が多ければ「息」、少なければ「消」といい、冬夏至の午前・午後の約分を乗じ万で除し、午前は息減・消加、午後は息加・消減して中晷を定める。冬至初日は減のみ、夏至初日は加のみとする。
- 二至加時からその日昏後夜半までの日数を計り、冬至後は「息」、夏至後は「消」とする。一象以下は初、以上は二至限から反減して末とする。自乗して二位進め、消息法で除して分とし、副本を作る。五百分とまず相減じ後に相乗じ、千八百で除して副本に加え「消息数」とする。象積を乗じ百で約して分、再び退けて度とする。春分後は六十七度四十分に加え、秋分後は百一十五度二十分から減じ、その日の黄道去極とする。一象との差が赤道内外を示す。消息数は春分後は千七百五十二を加え、秋分後は二千七百四十八を減じて「晷漏母」とし、五千から減じて晨昏距午分とする。
- 晷漏母に千四百六十一を乗じ再び半分にして百で約し「距子度」とする。半周天から減じて「距中度」とする。百三十五を晷漏母に乗じ百で約して分とすれば「晨初余数」を得る。晷漏は百を刻とし、満たない分は象積を乗じ百で約して分とし「夜半定漏」を得る。
- 九服(辺境諸地)の中晷は、それぞれの地で表を立てて観測する。陽城の北では冬至前、南では夏至前の晷影が陽城のそれと一致する日を「差日の始」とする。差日の始から二至までの日数を「距差日数」とし、これをもとに各地の初末限の晷差を求め、その地・その日の中晷を得る。九服の各地では別に水漏を設けて二至の夜刻を定め「漏率」とし、これを陽城の二至晷漏母と比較してその地の毎日の晷漏母を得る。
交会(日月食)
- 四百一を朔望加時入交常日及び約余に乗じ三十で除して度とし、定朔望の入交定積度分を得る。これを周天から減じ、朔望加時黄道日躔の起点として交の宿次を得る。
- 入交定積度が半交以上なら陽暦、以上を減じれば陰暦とする。定朔望約余に転分を乗じ万で約して分、百で度とし、入陰陽暦積度から減じて定朔望夜半の入るところとする。
- 一象以下は「少象」、以上は半交から反減して「老象」とする。七十三を乗じ一等退け、千三百二十四から減じたものを老少象の度及び余に乗じ、再度退けて分とし副本とする。少象三十度以下・老象六十一度以上は九十一度と相減相乗して五十六で除し「差」とする。少象三十度以上・老象六十度以下は自乗して百五で除し「差」とする。副本から減じ百で約して度とすれば、朔望夜半の月の黄道からの去度分を得る。
- 定朔約余の午前後分と五千を相減相乗し三万で除し、午前は減じ午後は倍にして約余に加え「日蝕定余」とする。定望約余はそのまま「月蝕定余」とする。晨初余数以下は四百を乗じ晨初余数で除し、定望約余に加えて「或蝕小余」とし、象統を乗じ万で約して半辰の数、余り二千四百で刻とし、それぞれの辰刻の日食の差を得る。
- 朔の天正中気積度を三百六十五度半から減じ、千を乗じ三百六十五度半で除して分とし「限心」とする。二百五十分を加えて「限首」、減じて「限尾」とする。限内・限外の分に応じて陰暦蝕差・陽暦蝕差を求め、既前法・既後法(限内は千四百八十から陰陽暦蝕差の和を減じる等)を定めて蝕分を計算する。
- 朔望月行定分から、日は九百、月は千を乗じ、千三百三十七で除し、日は千八百から、月は二千から減じて「汎用刻分」とする。月食の汎用刻は陽暦で三十四、陰暦で四十一を乗じ百で約して「月蝕既限」とし、千四百八十から減じて「月蝕定法」とする。去交度分がこの既限以下なら既、以上なら千四百八十から減じ、定法で約して蝕分とする。蝕五分以下は「或食」、以上は「的蝕」とする。
- 日月食分は汎用刻を乗じ千で除して「定用刻」とする。既の場合は汎をそのまま定用とする。蝕甚約余から減じて「虧初」、加えて「復満」とする。
五星(辺岡の術)
- 五星の変差は「歳差」、陰陽の進退差は「盈縮」、爻算は「画度」と呼ばれる(画は十二あり、爻数にあたる)。冬至後加時の平合日算を「平合中積」とし、副本を作って「平合中星」とする。歳差を中星から減じて「入暦」とする。平合をもとに諸変の常積日を中積に加え、常積度を中星・入暦に加え、それぞれの変の中積・中星・入暦とする。
- 入暦が盈限以下なら「盈」、以上は去って「縮」とする。画度分で除し画数を数え、損益して盈縮積を「定差」とし、盈は中積に加え縮は減じて「定積」とする。所入の気及び月日を求め、冬至大余及び約余を加えて変大小余とし、日辰を命じてその変行の所在とする。
- 辺岡の暦は変ごとに算を置き、辰星などは晨見・晨順・夕見・夕順の各段階について、中積の二至からの日数に応じた計算式を用いる。歳・鎮・熒惑の留退はすべて前遅入暦の定差を用い、太白・辰星の再合ではその差を半分にする。
- 諸変の定星を互いに減じて「日度率」を得る。熒惑の遅日が六十を盈え度が二十四を盈える場合は、盈えた日度を疾変日度に加えて定率とする。太白の退日率は百を乗じ二百一十二で除して「留日」とし、退日率から減じて定率とする。辰星の退順日率は一等下げて留日とし、順日率から減じて定率とする。日を度で均して「平行」とし、後変の平行との差を半分にして初末日行分とする。初日行分にその変の小余を乗じ万で除し、順は減じ退は加えてその変加時宿度から「夜半宿度」を得る。日率から一を減じ均して「日差」とし、後の多少に応じて初日を累損益して毎日の行分を得る。夜半宿度に累加減して毎日の到達点を得る。
- 五星の行度の差は複雑で規則的でないため、諸変の類を会して消息させ配置する。
- 景福二年(893年)から頒用され、唐の終わりまで用いられた。
景福崇玄曆 諸法数
| 項目 |
数値 |
| 演紀上元甲子より景福元年壬子までの積算 |
五千三百九十四萬七千三百八算外 |
| 崇玄通法 |
萬三千五百 |
| 歲實 |
四百九十三萬八百一 |
| 氣策 |
十五、餘二千九百五十、秒一 |
| 朔實 |
三十九萬八千六百六十三 |
| 平會 |
二十九、餘七千一百六十三 |
| 望策 |
十四、餘萬三百三十一半 |
| 弦策 |
七、餘五千一百六十五太 |
| 朔虛分 |
六千三百三十七 |
| 中盈分 |
五千九百、秒二 |
| 歲餘 |
七萬八百一 |
| 閏限 |
三十八萬六千四百二十五、秒二十三 |
| 象位 |
六 |
| 象統 |
二十四 |
| 候策 |
五、餘九百八十三、秒二十五(秒母七十二) |
| 卦策 |
六、餘千一百八十、秒一(秒母六十) |
| 土王策 |
三、餘五百九十、秒一(秒母百二十) |
| 辰數 |
五百六十二半 |
| 刻法 |
百三十五 |
| 周天分 |
四百九十三萬九百六十一、秒二十四 |
| 歲差 |
百六十、秒二十四 |
| 周天 |
三百六十五度、虛分三千四百六十一、秒二十四 |
| 約虛分 |
二千五百六十三、秒八十八 |
| 除法 |
七千三百五 |
| 秒母 |
一百 |
気節・升降差・盈縮分・損益数・朓朒積
| 気節 |
升降差 |
盈縮分 |
損益数 |
朓朒積 |
| 冬至 |
升七千七百四十 |
盈初 |
益七百八十二 |
朒初 |
| 小寒 |
升六千六十九 |
盈七千七百四十 |
益六百一十三 |
朒七百八十二 |
| 大寒 |
升四千五百七十二 |
盈萬三千八百九 |
益四百六十二 |
朒千三百九十五 |
| 立春 |
升三千二百五十 |
盈萬八千三百八十一 |
益三百二十八 |
朒千八百五十七 |
| 雨水 |
升千九百七十七 |
盈二萬一千六百三十一 |
益二百 |
朒二千一百八十五 |
| 驚蟄 |
升六百六十 |
盈二萬三千六百八 |
益六十七 |
朒二千三百八十五 |
| 春分 |
降六百六十 |
盈二萬四千二百六十八 |
損六十七 |
朒二千四百五十二 |
| 清明 |
降千九百七十七 |
盈二萬三千六百八 |
損二百 |
朒二千三百八十五 |
| 穀雨 |
降三千二百五十 |
盈二萬一千六百三十一 |
損三百二十八 |
朒二千一百八十五 |
| 立夏 |
降四千五百七十二 |
盈萬八千三百八十一 |
損四百六十二 |
朒千八百五十七 |
| 小滿 |
降六千六十九 |
盈萬三千八百九 |
損六百一十三 |
朒千三百九十五 |
| 芒種 |
降七千七百四十 |
盈七千七百四十 |
損七百八十二 |
朒七百八十二 |
| 夏至 |
降七千七百四十 |
縮初 |
益七百八十二 |
朓初 |
| 小暑 |
降六千六十九 |
縮七千七百四十 |
益六百一十三 |
朓七百八十二 |
| 大暑 |
降四千五百七十二 |
縮萬三千八百九 |
益四百六十二 |
朓千三百九十五 |
| 立秋 |
降三千二百五十 |
縮萬八千三百八十一 |
益三百二十八 |
朓千八百五十七 |
| 處暑 |
降千九百七十七 |
縮二萬一千六百三十一 |
益二百 |
朓二千一百八十五 |
| 白露 |
降六百六十 |
縮二萬三千六百八 |
益六十七 |
朓二千三百八十五 |
| 秋分 |
升六百六十 |
縮二萬四千二百六十八 |
損六十七 |
朓二千四百五十二 |
| 寒露 |
升千九百七十七 |
縮二萬三千六百八 |
損二百 |
朓二千三百八十五 |
| 霜降 |
升三千二百五十 |
縮二萬一千六百三十一 |
損三百二十八 |
朓二千一百八十五 |
| 立冬 |
升四千五百七十二 |
縮萬八千三百八十一 |
損四百六十二 |
朓千八百五十七 |
| 小雪 |
升六千六十九 |
縮萬三千八百九 |
損六百十三 |
朓千三百九十五 |
| 大雪 |
升七千七百四十 |
縮七千七百四十 |
損七百八十二 |
朓七百八十二 |
転暦諸数
| 項目 |
数値 |
| 轉周分 |
三十七萬一千九百八十六、秒九十七 |
| 轉終日 |
二十七、餘七千四百八十六、秒九十七 |
| 朔差日 |
一、餘萬三千一百七十六、秒三 |
| 度母 |
一百 |
| 秒母 |
一百 |
| 転終日 |
転分 |
損益率 |
朓朒積 |
| 一日 |
千二百七 |
益千三百一十九 |
朒初 |
| 二日 |
千二百二十三 |
益千一百五十 |
朒千三百一十九 |
| 三日 |
千二百四十 |
益九百七十八 |
朒二千四百六十九 |
| 四日 |
千二百五十八 |
益七百九十九 |
朒三千四百四十七 |
| 五日 |
千二百七十六 |
益六百一十七 |
朒四千二百四十六 |
| 六日 |
千二百九十五進二十一 |
益四百三十一 |
朒四千八百六十三 |
| 七日 |
千三百一十六進二十三 |
初益二百一十三末損二十七 |
朒五千二百九十四 |
| 八日 |
千三百三十九進二十六 |
損二百八十五 |
朒五千四百八十 |
| 九日 |
千三百六十五 |
損四百七十一 |
朒五千一百九十五 |
| 十日 |
千三百八十三 |
損六百五十 |
朒四千七百二十四 |
| 十一日 |
千四百一 |
損八百四十 |
朒四千七十四 |
| 十二日 |
千四百二十 |
損千一十七 |
朒三千二百三十四 |
| 十三日 |
千四百三十七 |
損千一百八十五 |
朒二千二百一十七 |
| 十四日 |
千四百五十三 |
初損千三十二末益二百九十二 |
朒千三十二 |
| 十五日 |
千四百六十四 |
益千二百八十四 |
朒二百九十三 |
| 十六日 |
千四百四十七 |
益千一百一十 |
朓千五百七十七 |
| 十七日 |
千四百二十九 |
益九百四十一 |
朓二千六百八十七 |
| 十八日 |
千四百一十一 |
益七百五十七 |
朓三千六百二十八 |
| 十九日 |
千三百九十三 |
益五百七十八 |
朓四千三百八十五 |
| 二十日 |
千三百七十五退二十二 |
益三百八十六 |
朓四千九百六十三 |
| 二十一日 |
千三百五十三退二十五 |
初益百六十末損八十 |
朓五千三百四十九 |
| 二十二日 |
千三百二十八退二十二 |
損三百二十四 |
朓五千四百二十九 |
| 二十三日 |
千三百六 |
損五百一十六 |
朓五千一百五 |
| 二十四日 |
千二百八十七 |
損六百九十七 |
朓四千五百八十九 |
| 二十五日 |
千二百六十八 |
損八百七十九 |
朓三千八百九十二 |
| 二十六日 |
千二百五十 |
損千五十三 |
朓三千一十三 |
| 二十七日 |
千二百三十三 |
損千二百二十三 |
朓千九百六十 |
| 二十八日 |
千二百一十六 |
初損七百三十七末益入後 |
朓七百三十七 |
七日:初數萬一千九百九十六太、末數千五百三。十四日:初數萬四百九十三半、末數三千六半。二十一日:初數八千九百九十少、末數四千五百九太。二十八日:初數七千四百八十七。
蔀率九千三十六。歲餘六百三十九。周天分千七百三十五。周天三百六十五度五分。度母十九。月行定分は転分と同じ。平行積度は一日ごとに十三度七分累加する。
| 入転日 |
損益数 |
盈縮積度 |
| 一日 |
益百三十一 |
縮初空 |
| 二日 |
益百一十四 |
縮一度三十一分 |
| 三日 |
益九十七 |
縮二度四十五分 |
| 四日 |
益七十九 |
縮三度四十二分 |
| 五日 |
益六十一 |
縮四度二十一分 |
| 六日 |
益四十三 |
縮四度八十二分 |
| 七日 |
初益二十一末損三 |
縮五度二十五分 |
| 八日 |
損二十八 |
縮五度四十三分 |
| 九日 |
損四十七 |
縮五度一十五分 |
| 十日 |
損六十五 |
縮四度六十八分 |
| 十一日 |
損八十三 |
縮四度三分 |
| 十二日 |
損百一 |
縮三度二十分 |
| 十三日 |
損百一十七 |
縮二度十九分 |
| 十四日 |
初損百二末益二十九 |
縮一度二分 |
| 十五日 |
益百二十七 |
盈二十九分 |
| 十六日 |
益百一十 |
盈一度五十六分 |
| 十七日 |
益九十四 |
盈二度六十六分 |
| 十八日 |
益七十五 |
盈三度六十分 |
| 十九日 |
益五十七 |
盈四度三十五分 |
| 二十日 |
益三十八 |
盈四度九十二分 |
| 二十一日 |
初益十六末損八 |
盈五度三十分 |
| 二十二日 |
損三十二 |
盈五度三十八分 |
| 二十三日 |
損五十一 |
盈五度六分 |
| 二十四日 |
損六十九 |
盈四度五十五分 |
| 二十五日 |
損八十七 |
盈三度八十六分 |
| 二十六日 |
損百四 |
盈二度九十九分 |
| 二十七日 |
損百二十一 |
盈一度九十五分 |
| 二十八日 |
初損七十四末益入後 |
盈七十四分 |
転周二十七日、五十五分半。七日:初八十八分小分八十七半、末十一分小分十二半。十四日:初七十七分太、末二十二分少。二十一日:初六十六分小分六十二半、末三十三分小分三十七半。二十八日:初五十五分半。入転日母一百。
二至限百八十二日六十二分小分二十二半。消息法千六百六十七半。一象九十一度三千一百三十一分。辰法八刻百六十分。昏明二刻二百四十分。象積四百八十。冬至前後限五十九日、差二千一百九十五分、乗数十五。夏至前後限百二十三日六十二分小分二十二半、差四千八百八十分、乗数四。陽城冬至晷丈二尺七寸一分半。夏至晷尺四寸七分小分八十。
交会諸数
| 項目 |
数値 |
| 交終分 |
三十六萬七千三百六十四、秒九千六百七十三 |
| 交終日 |
二十七、餘二千八百六十四、秒九千六百七十三(約餘二千一百二十二) |
| 交中日 |
十三、餘八千一百八十二、秒四千八百三十六半(約餘六千六十一) |
| 朔差日 |
二、餘四千二百九十八、秒三百二十七(約餘三千一百八十四) |
| 望策日 |
十四、餘萬三百三十一、秒五千(約餘七千六百五十三) |
| 交限日 |
十二、餘六千三十三、秒四千六百七十三(約餘四千四百六十九) |
| 望差日 |
一、餘二千一百四十九、秒百六十三半(約餘千五百九十二) |
| 交率 |
二百六十二 |
| 交數 |
三千三百五十 |
| 交終 |
三百六十三度七十三分小分六十四 |
| 轉終 |
三百七十四度二十八分 |
| 半交 |
百八十一度八十六分小分八十二 |
| 一象 |
九十度九十三分小分四十一 |
| 去交度乘數 |
十一、除數八千六百三十二 |
| 秒母 |
一萬 |
五星諸数(歲星・熒惑・鎮星・太白・辰星)
| 星 |
終率 |
平合日 |
盈限 |
盈畫 |
縮限 |
縮畫 |
歲差 |
| 歲星 |
五百三十八萬四千九百六十二、秒十一 |
三百九十八、餘萬一千九百六十二、秒十一(約餘八千八百六十一) |
二百五度 |
十七度八分秒三十三 |
百六十度二十五分秒六十三太 |
十三度三十五分秒四十七 |
百三十三、秒九十二半 |
| 熒惑 |
千五十二萬八千九百一十六、秒九十一 |
七百七十九、餘萬二千四百一十六、秒九十一(約餘九千一百九十八) |
百九十六度八十分 |
十六度四十分 |
百六十八度四十五分秒六十三太 |
十四度三分秒八十 |
百三十三、秒四十六 |
| 鎮星 |
五百一十萬四千八十四、秒五十四 |
三百七十八、餘千八十四、秒五十四(約餘八百三) |
百八十二度六十二分秒六十三太 |
十五度二十二分 |
百八十二度六十三分 |
十五度二十二分 |
百三十二、秒九十四 |
| 太白 |
七百八十八萬二千六百四十八、秒七十六 |
五百八十三、餘萬二千一百四十八、秒七十六(約餘八千九百九十九)、再合日二百九十一、餘萬二千八百二十四、秒三十八(約餘九千五百) |
百九十七度十六分 |
十六度四十三分 |
百六十八度九分秒六十三太 |
十四度秒八十 |
百三十四、秒三十六 |
| 辰星 |
百五十六萬四千三百七十八、秒九十七 |
百一十五、餘萬一千八百七十八、秒九十七(約餘八千八百)、再合日五十七、餘萬二千六百八十九、秒四十八半(約餘九千四百) |
百八十二度六十三分 |
十五度二十二分 |
百八十二度六十二分秒六十三太 |
十五度二十一分秒八十九 |
百三十三、秒六十四 |
各星の畫数(初~十二)ごとの損益・盈差積・縮差積は原文にそれぞれ細かく定められており、歳星は初益百九十から上損三百四十一まで、熒惑は初益千二百一十から十二損三百九十六まで、鎮星は初益百から十二損百まで、太白は初益百八十三から十二損百八十三まで、辰星は初益九十二から十二損九十二まで、それぞれ盈差積・縮差積とともに逓減逓増する数値が記されている(数値は上表の終率等と同じ精度で保持される)。
五星入変暦(常積日・常積度)
| 星 |
変目 |
常積日 |
常積度 |
備考 |
| 歲星 |
晨見 |
十七日五十分 |
三度五十分 |
日躔差を用いる |
| |
前疾 |
九十八日 |
十八度五十分 |
|
| |
前遲 |
百三十一日五十分 |
二十二度五十分 |
|
| |
前留 |
百五十八日 |
- |
減六十五度 |
| |
前退 |
百九十九日七十五分 |
十六度七十五分 |
減七十一度 |
| |
後退 |
二百四十日 |
十一度 |
減八十二度五十分 |
| |
後留 |
二百六十七日五十分 |
- |
減八十七度 |
| |
後遲 |
三百一日 |
十五度 |
|
| |
後疾 |
三百八十一日三十八分 |
三十度十二分半 |
日躔差を用いる |
| |
夕合 |
三百九十八日八十七分 |
三十三度六十二分半 |
日躔差を用いる |
| 熒惑 |
晨見 |
七十二日 |
五十五度 |
日躔差を用いる |
| |
前疾 |
百九十三日 |
百三十五度 |
|
| |
前次疾 |
二百八十七日 |
百九十二度五十分 |
|
| |
前遲 |
三百四十七日 |
二百一十六度七十五分 |
|
| |
前留 |
三百六十日 |
- |
減百二十度 |
| |
前退 |
三百九十日 |
二百七度二十五分 |
減百二十五度五十分 |
| |
後退 |
四百二十日 |
百九十七度七十五分 |
減百三十度 |
| |
後留 |
四百三十三日 |
- |
減百三十五度 |
| |
後遲 |
四百九十三日 |
二百二十二度 |
|
| |
後次疾 |
五百八十七日 |
二百七十九度五十分 |
|
| |
後疾 |
七百七日九十二分 |
三百五十九度六十二分 |
日躔差を用いる |
| |
夕合 |
七百七十九日九十二分 |
四百一十四度六十二分 |
日躔差を用いる |
| 鎮星 |
晨見 |
十九日 |
二度 |
日躔差を用いる |
| |
前疾 |
七十九日 |
八度 |
|
| |
前遲 |
百三日 |
九度六十分 |
|
| |
前留 |
百四十日 |
- |
減百七十二度 |
| |
前退 |
百八十九日 |
六度四十二分 |
減百七十度 |
| |
後退 |
二百三十八日 |
三度二十四分 |
減百七十六度 |
| |
後留 |
二百七十五日 |
- |
減百八十二度 |
| |
後遲 |
二百九十九日 |
四度八十四分 |
|
| |
後疾 |
三百五十九日八分 |
十度八十三分 |
日躔差を用いる |
| |
夕合 |
三百七十八日八分 |
十二度八十三分 |
日躔差を用いる |
| 太白 |
夕見 |
四十二日 |
五十三度 |
日躔差を用いる |
| |
夕疾 |
百四十二日 |
百八十度五十分 |
|
| |
夕次疾 |
二百一十九日 |
二百六十五度 |
|
| |
夕遲 |
二百六十八日 |
三百一度五十分 |
|
| |
夕留退 |
二百八十五日 |
二百九十六度 |
日躔差を用いる |
| |
再合 |
二百九十二日 |
二百九十二度 |
日躔差を用いる |
| |
晨見 |
二百九十九日 |
二百八十八度 |
日躔差を用いる |
| |
晨退留 |
三百一十六日 |
二百八十二度五十分 |
|
| |
晨遲 |
三百六十五日 |
三百一十九度五十分 |
|
| |
晨次疾 |
四百四十二日 |
四百三度五十分 |
|
| |
晨疾 |
五百四十一日九十分 |
五百三十度九十分 |
日躔差を用いる |
| |
晨伏合 |
五百八十三日九十分 |
三百八十三度九十分 |
日躔差を用いる |
| 辰星 |
夕見 |
十七日 |
三十四度 |
日躔差を用いる |
| |
夕順留 |
四十七日 |
六十四度 |
日躔差を用いる |
| |
再合 |
五十八日 |
五十八度 |
日躔差を用いる |
| |
晨見 |
六十九日 |
五十二度 |
日躔差を用いる |
| |
晨留順 |
九十八日八十八分 |
八十一度八十八分 |
日躔差を用いる |
| |
晨伏合 |
百一十五日八十八分 |
百一十五度八十八分 |
日躔差を用いる |