晉書卷九十三 列傳第六十三 虞豫

虞豫

  • 虞豫、元敬皇后(虞孟母、元帝の皇后)の父である。若くして良い評判があったが、州郡の礼を尽くした招聘にも応じなかった。南陽王文学を拝命した。早くに没した。明帝の即位後、散騎常侍・驃騎大将軍・開府儀同三司・平山県侯を追贈された。子の胤が跡を継いだ。
  • 虞胤は敬后の弟である。当初散騎常侍を拝命し、歩兵校尉に昇った。太寧末年、父の豫に官が追贈されるとともに胤は侯爵を継承し、右衛将軍に転じた。南頓王司馬宗とともに明帝に親しく用いられ、ともに禁兵を統率した。帝が病に伏した際、宗の陰謀が発覚し胤も連座したが、帝は不問に付し、胤を宗正卿に転じさせ散騎常侍を加えた。咸和2年(327年)、宗が誅殺されると、胤は桂陽太守に左遷され、俸秩は中二千石となった。その後たびたび琅邪・盧陵太守に転じた。咸康元年(335年)に没し、衛将軍・散騎常侍を追贈された。子の洪が爵位を継いだ。