資治通鑑漢紀十五 孝昭皇帝上 始元 三年 前84年
春:彗星
- 二月、西北に彗星が現れた。
冬:日食
- 十一月壬辰朔、日食があった。
霍光・上官桀の関係と上官氏入宮の背景
- もとより霍光と上官桀は親しく、霍光が休沐で退出すると、上官桀が代わって宮中で政務を裁くこともあった。
- 上官桀の子の上官安は、霍光の娘を妻としており、その間に生まれた娘はまだ五歳ほどだった。
- 上官安はこの娘を後宮に入れようとしたが、霍光は幼すぎるとして許さなかった。
- そこで蓋長公主が、寵愛する丁外人の勧めを受けて動いた。丁外人は上官安の娘を皇后にできれば、自分たち父子も外戚として朝廷で重きをなすうえ、漢家では列侯が公主に尚ぶのが通例だから、自分にも侯位が回るだろうと説いた。
- 蓋長公主はこれを喜び、上官安の娘を召して倢伃とする詔を出させた。
- そのころ上官安は騎都尉となっていた。