資治通鑑漢紀十五 孝昭皇帝上 元鳳 二年 前79年

宮居の移転と大赦

  • 夏四月、帝は建章宮から未央宮へ移った。
  • 六月、天下に大赦があった。

匈奴との距離の縮小

  • この年、匈奴は再び九千騎を受降城に駐屯させて漢に備えた。
  • また余吾水に橋を架け、いざという時に渡って退けるよう準備した。
  • 和親を望んではいたが、漢が応じないことを恐れて自ら先には言い出さず、常に左右の者に漢使へそれとなく探りを入れさせた。
  • その一方で侵盗は以前より少なくなり、漢使に対する待遇はむしろ厚くなっていった。匈奴は徐々に和親へ持ち込もうとし、漢もまた完全には断絶せず、懐柔しつつ様子を見た。