資治通鑑漢紀十二 世宗孝武皇帝 元鼎 二年 前115年

冬 函谷関の移転

  • 函谷関が新安へ移された。

春正月 陽陵園の火災

  • 陽陵の陵園で火災が起きた。

夏四月 飢饉と人食い

  • 雹が降り、関東の十余郡国が飢えた。
  • 飢餓は深刻で、人が人を食う事態にまで至った。

常山国の処分

  • 常山憲王劉舜が死去した。
  • その子の劉勃が継いだが、父の病中に看病せず、喪中も礼を欠いたとして廃され、房陵へ移された。
  • ほどなく憲王の別の子である劉平が真定王に封じられ、常山は郡に改められた。
  • これにより五岳はすべて天子直轄地の内に入ることとなった。

代王の転封

  • 代王義が清河王へ移された。

匈奴 単于の交代

  • 匈奴では伊稚斜単于が死に、その子の烏維単于が立った。