說唐第六十四回 四王は紫金関で血を流し、高祖は麒麟閣で功を祝う (四王灑血紫金關  高祖慶功麒麟閣)

蘇定方・朱登の投降と総力戦

劉黒闥軍が総攻撃をかけると、秦王自ら蘇定方を説得して投降させる。程咬金が唐璧を、秦叔寶が朱登を抑え、朱登も叔寶の説得に応じ正式に唐に降る。李子通・沈法興・劉黒闥はなお抗戦し、尉遲恭・張公瑾・史大奈・徐茂公らと激戦になる。

四王・劉黒闥の最期

投降した朱登・蘇定方はそれぞれ手勢を率いて敵陣に切り込み、沈法興は蘇定方に、李子通は尉遲恭に、唐璧は程咬金に討たれる。劉黒闥は敗走するところを朱登に追撃され討ち取られる。明州二十五万の大軍はほぼ壊滅し、唐軍の大勝に終わる。

論功と長安への凱旋

秦王軍は魚鱗関・黄金関にそれぞれ守将を置き、諸将を伴って長安へ凱旋する。高祖は秦叔寶を護国並肩王・天下都督大元帥に、尉遲恭を鄂国公に、徐茂公を英国公に、程咬金を魯国公に、朱登(本姓・伍に復す)を開国公に、蘇定方を錫国公に封じるなど、諸将に大々的な論功行賞を行う。戦死した羅成には越国公を、非業に死した劉文靜には太子太傅を追贈する。

麒麟閣の造営

高祖は諸将の功績を称える麒麟閣の造営を命じ、三か月かけて壮麗な楼閣が完成する。落成に際し高祖自ら見物し、秦王に「雙鐧打成唐世界、單鞭撐住李乾坤」の対聯を書かせて掲げさせ、慶賀の宴を催す。宴では諸将が秦王とは親しく語らう一方、殷王(建成)・斉王(元吉)には誰も近寄ろうとせず、程咬金は二人の様子を見て何やら企む。