說岳全傳第五十八回 復讐の矢を再び放ち戚方は命を落とし、金龍陣を大いに破り関鈴は腕前を発揮する (再放報仇箭戚方殞命 大破金龍陣關鈴逞能)
李述甫・黒蛮龍との義兄弟
- 雲南から金への助勢を申し出た李述甫は、兀朮に不遜な扱いをされたと誤解し逃げ帰る。甥の黒蛮龍は代わりに岳雲と武芸を比べたいと申し出て一騎打ちとなるが、百合戦っても互角。岳雲は説得して義兄弟の契りを結び、李述甫も宋への協力を約して帰国した。
岳飛、味方の矢に再び撃たれる
- 岳飛が単身で偵察中、何者かに肩を射抜かれる。牛皋の丹薬で一命を取り留めるが、犯人は嚴成方との一件以来岳飛を恨んでいた戚方と判明。岳飛は穏便に済ませようと戚方を臨安の張俊のもとへ逃す手紙を持たせるが、これを不審に思った牛皋が問い詰めた末、戚方を斬り捨てた。
金龍絞尾陣の決戦
- 兀朮方の「金龍絞尾陣」との決戦で、岳飛・韓世忠ら四元帥六十万の兵が左右から突入。乱戦の最中、岳雲の旧友・狄雷、孟邦傑の義弟・樊成、関羽の子孫を名乗る関鈴の三人の若武者が加勢し、正面突破で敵陣中央を混乱させる。
- 関鈴らは兀朮本人と渡り合い追い詰め、陣形は総崩れとなる。岳雲・嚴成方・何元慶・狄雷の四人の錘使いが暴れまわり「八錘、朱仙鎮を大いに騒がす」の異名を取るほどの大勝を収めた。
兀朮、絶体絶命
- 敗走する兀朮は退路を断たれ絶望し、崖に頭から突っ込んで自害を図るところで回が終わる。