說岳全傳第五十三回 岳元帥は五方陣を大いに破り、楊再興は誤って小商河に迷い込む (岳元帥大破五方陣 楊再興誤走小商河)
「五方陣」総攻撃
- 岳飛は五色の旗を配した五隊を編成し、余化龍・何元慶・岳雲・張憲・楊再興らに各方位からの突入を命じ、自らは後詰めとして控えた。韓世忠も水路から呼応して攻撃を開始する。
内応と陣の崩壊
- 王佐は東耳木寨を明け渡し、伍尚志は妻・姚氏(公主)と共に楊么の水寨を焼き払い、楊欽も呼応して楊么一門を討ち果たした。楊么は激怒するが、部下の花普方も牛皋の説得で寝返り、戦況は絶望的となる。
- 陣内では楊再興・嚴成方・羅延慶らの活躍で楊么方の諸将が次々討たれ、羅延慶も味方の降伏を呼びかけ陣は総崩れとなった。軍師・屈原公は絶望して自刃した。
兀朮、再び中原侵攻
- 楊么が水中に逃げたところを牛皋の破浪履で追い詰められ捕らえられ処刑される。勝利の中、金の兀朮が二百万と称する大軍を率いて中原に迫り朱仙鎮に近づいているとの急報が入る。岳飛は諸将を次々と先遣隊として送り出した。
楊再興、小商河に散る
- 先鋒の楊再興は雪の中を進み、金軍の先鋒「雪裡花南・北・東・西」の四将を瞬く間に討ち取る快進撃を見せるが、深追いの末、雪に埋もれて見えなくなっていた小商河に馬もろとも落ち込んでしまう。動けぬところを金兵の矢の雨に射抜かれ、壮絶な最期を遂げた。
- 後続の岳雲がこの報せを聞き、自らの後詰めの遅れを悔やみながら単騎で番営に斬り込んでいく。