說岳全傳第五十回 酒壺を叩き福将は神仙に出会い、君山を探る元帥は災難に遭う (打酒壇福將遇神仙 探君山元戎遭厄難)
秦檜夫人の毒計と牛皋の追放
- 高宗から下賜された御酒三百壇は、秦檜の妻・王氏の手で密かに毒を仕込まれていた。事情を知らぬ秦檜がそのまま澶州の岳飛軍へ届けさせる。
- 好奇心から御酒を試そうとした牛皋が、通りがかりの車夫に酒を振る舞ったところ、車夫は七竅から血を流して即死する。牛皋は激怒して三百壇すべてを叩き割ってしまう。
- 岳飛はこれを知り牛皋を処刑しようとするが、韓世忠と勅使・田思忠が「牛皋がいなければ全軍が毒殺されていた」ととりなし一命は助かるも、岳飛は牛皋を軍から追い出してしまう。
牛皋、道士・鮑方に弟子入り
- 追放された牛皋は山中で道童に出会い、修行者・鮑方老祖の庵に導かれる。事情を語ると老祖は弟子入りを勧め、牛皋は「悟性」の道号を与えられ、馬や武具も井戸に沈められて出家生活を送ることとなった。
楊么、再び岳飛暗殺を企てる
- 楊么は軍師・屈原公の献策で、王佐を使い岳飛を君山見物に誘い出し、火攻めで焼き殺す計略を立てる。楊么は王佐の家族を人質にとって従わせた。
- 岳飛は王佐の誘いに応じ、韓世忠に接応を頼み、張保・張憲・岳雲・楊虎を伴って君山へ向かう。橋の護衛に残した楊虎は、敵将・高老虎が橋を壊そうとする現場を押さえ討ち取った。
- 岳飛一行が君山で罠にはまり、四方から火矢が放たれ猛火に包まれる場面で回が終わる。