西漢演義第四十六回 韓信は火攻めで章邯を破る (韓信火攻破章邯)
章邯の動揺と出撃
- 散関陥落と章平の負傷帰還に章邯は動揺しつつも、自らの武勇を恃んで出撃を決める。
誘い出しと火攻め
- 夏侯嬰は章邯を挑発して敗走を装い、韓信もまた偽って敗走する振りをして章邯を谷間へ誘い込む。谷中で火が放たれ、章邯軍は大混乱に陥る。章邯は季良・季恒とともに徒歩で山中に逃れ、山神廟に身を隠す。
章邯、辛くも脱出
- 楚将呂馬通が捜索の末に章邯を発見し保護、廃丘へ帰還する。多くの兵を焼き討ちで失い、章邯は廃丘に籠城する。
韓信の挑発と章邯の夜襲失敗
- 韓信軍が城下で放歌・罵倒し油断を装うと、章邯はこれを侮って夜襲(劫営)を計画する。しかし韓信は事前にこれを見抜き、伏兵を配して迎撃態勢を整えていた。
- 章邯軍は夜襲で空の陣営を突いて計略にはまり、伏兵の攻撃で大敗する。章邯自身も矢傷を負いながら辛うじて脱出、呂馬通・孫安の慎重な後詰めに助けられて廃丘へ戻る。
- 韓信は深追いを戒め、追撃を控えて兵を収め、次の廃丘攻めに備えるところで終わる。