西漢演義第二十四回 項羽は子嬰を殺し咸陽を屠る (項羽殺嬰屠咸陽)
張良の弁明と玉璽献上
- 沛公が無断で退席したことに項羽は激怒し張良を斬ろうとするが、張良は「玉璽と宝物を献上させる」と説き延命し、項羽もこれに応じて怒りを収める。翌日張良は玉璽と宝物を献上し、沛公配下の曹無傷は密告の罪で処刑された。
范増の落胆
- 范増は献上された玉斗を叩き割り、沛公を討つ好機を逃したことを嘆く。項羽はなお沛公を侮り、張良を側近に留めようとするが范増は警戒を促した。
子嬰の処刑
- 項羽は子嬰の身柄を沛公に要求。沛公は子嬰を項羽のもとへ送り、子嬰は謙虚な上表文を差し出すが、項羽は英布に命じて子嬰を斬らせた。
咸陽の民の反発と屠殺
- 子嬰誅殺に伴い天が暗くなる不吉な現象が起こり、民は口々に沛公の徳と項羽の非情を嘆いた。これを聞いた項羽は激怒し、咸陽の住民を皆殺しにするよう命じる。