西漢演義第十五回 楚の項羽は九たび章邯を破る (楚項羽九敗章邯)

破釜沈舟の決戦

  • 項羽は章邯を叔父の仇と憎み激戦を重ね、王離を生け捕り、蘇角・孟防らを討ち取るなど連戦連勝を収めた。范増の献策で夜襲の裏をかく計を用い、蘇角の奇襲部隊を返り討ちにするなど、章邯軍を九度にわたり打ち破った。

章邯の敗走

  • 章邯は李遇の陣に逃げ込み態勢を立て直そうとするが、范増の計により伏兵を逆用され再び大敗し、鉅鹿城下まで追い詰められる。
  • 趙王歙・張耳・陳余が城から出て呼応し、秦軍は総崩れとなって章邯は数騎で落ち延びた。

追撃の続行

  • 項羽は趙の救援を果たしたが入城を後回しにし、季布・鍾離眜を趙城外に残して守らせる一方、王離・渉間らを斬って威を示し、自らは章邯を追って秦の本国へ進撃を続けた。