三十六計遠交近攻

  • 要旨: 混戦の局面では、遠方の敵とは利で結び、近くの敵は攻めるべきだという計略。

計の要点

  • 「形禁勢格、利從近取、害以遠隔」として、地形と勢力の制約により、利は近くから取り、遠方の害は距離によって和らげるべきだとする。

按語の補足

  • 混戦の局面では、諸勢力が離合集散する中でそれぞれが利を求めるとし、遠方は攻めがたいため利で結び、近くは交わりを結ぶとかえって内部から変事が生じるとする。
  • 秦の范雎の遠交近攻策が、この地理に基づく定石の代表例であるとする(戦国時代、紀元前3世紀)。