三十六計瞞天過海
- 要旨: 備えが行き届いていると人は油断し、見慣れたものは疑わなくなるという心理を利用し、公然の行動の裏に本当の意図を隠す計略。
計の要点
- 「備周則意怠、常見則不疑」として、備えが十分だと思うと油断が生じ、いつも見ているものには疑いを持たなくなる人の心理を突く。
- 陰謀は陽の中にこそ潜むのであり、陽と正反対のところに隠れるのではないと説く。
按語の補足
- 按語では、この種の陰謀は秘密裏の場でしか行えないものではないと注記し、夜中の窃盗や裏路地での殺人のような愚かな行いは、謀略家の取るべき道ではないとする。