三國志卷三十四 二主妃子傳第四 劉永

先主の子・魯王

  • 劉永、字は公寿。先主の子で後主の庶弟。章武元年六月、司徒許靖により魯王に立てられた。策には、東土に封じ籓輔として代々仕えるべき旨、魯の風化に倣い民を治めるべき旨が述べられた。建興八年(230年)、甘陵王に改封された。永は宦人黃皓を憎んでいたため、皓が権を得ると後主に讒言し、以後十余年にわたり永は朝見を許されなかった。咸熙元年、洛陽に遷り奉車都尉を拝命し郷侯に封ぜられた。