三國志卷二十九 方技傳第二十九 周宣
夢占い
- 周宣は字を孔和といい、楽安の人。郡吏であった。太守・楊沛の夢占いで「八月一日に賊が滅びる」と述べ、黄巾の乱がその通り鎮圧された。
- 東平の劉楨の夢(四足の蛇が門に住む夢)を「国家の夢であり、女の賊が誅される兆し」と解き、女賊の鄭・姜が討たれる形で的中した。
- 文帝の夢占いでは、瓦が墜ちて鴛鴦になる夢を「後宮に急死者が出る」と解き(黄門令が宮人の殺し合いを報告)、青気が地から天に昇る夢を「貴い女性の冤死」と解き(甄后への賜死の使者が既に発せられていた)、銭の文字を摩滅させても浮き出る夢を「陛下の家事、太后の意向で植への処分が軽減される」と解いた(曹植の処罰が減刑された)。
- 芻狗(祭祀用の藁犬)の夢を三度尋ねられ、実は夢ではなく試しであったのに、それぞれ「美食」「落車骨折」「失火」と的中させ、「神霊が動かして君に語らせたので実夢と変わらない」と説明した。
- 十中八九当たり、朱建平の相術に比肩された。明帝の末年に死んだ。