三國演義第五回 偽りの詔を発し諸鎮は曹公に応じ、関を破らんと三人の英傑は呂布と戦う (發矯詔諸鎮應曹公 破關兵三英戰呂布)
挙兵と諸侯の結集
陳宮は曹操の非情さに気づきつつも去らず、曹操は陳留の父のもとへ戻り、豪商衛弘の援助を得て義兵を募る。楽進・李典・夏侯惇・夏侯淵・曹仁・曹洪ら一族・将才が続々と参集する。曹操の檄文に応じ、袁術・韓馥・孔伷・劉岱・王匡・張邈・喬瑁・袁遺・鮑信・孔融・張超・陶謙・馬騰・公孫瓚・張楊・孫堅・袁紹の十七鎮の諸侯が挙兵する。
劉備・関羽・張飛の合流
公孫瓚の陣に平原県令となった劉備・関羽・張飛が合流し、共に討董卓連合軍に加わる。諸侯は袁紹を盟主に推挙し、盟約の儀式を行う。
汜水関の攻防
先鋒に立った孫堅が汜水関に迫るが、袁術の兵糧差し止め(讒言による)で苦戦。董卓配下の猛将華雄が孫堅軍を夜襲で撃破し、部将祖茂を失う。連合軍の中でも俞渉・潘鳳が次々と華雄に討たれ、諸侯は浮足立つ。この時、無位無官の関羽が名乗りを上げ、「酒が温かいうちに」戻ると言い放って出陣し、瞬く間に華雄の首を挙げる(詩:関羽の武勇を称える内容)。張飛が勢いに乗って一気に董卓を討とうと進言するが、袁術の反発で退けられる。
虎牢関・呂布との激戦
華雄の敗死を受け、董卓は太傅袁隗一族を皆殺しにし、自ら大軍を率いて虎牢関を固める。呂布の圧倒的な武勇の前に諸侯の将が次々と討たれ、連合軍は苦戦する。ついに張飛が呂布に挑み、互角に渡り合う。関羽が加勢して二人がかりでも決着がつかず、劉備も加わって三人がかりでようやく呂布を押し返す(詩:三人による呂布との激戦の様子を描写)。呂布は虎牢関へ敗走し、張飛はさらに董卓自身を討とうと関を攻めかける。
評語
なし