梁書卷四十八 列傳第四十二 盧廣

盧廣

  • 范陽涿の人、晉の司空從事中郎盧諶の後裔と自称した(諶は冉閔の乱で没し、その子孫が中原の旧族として残ったという)。経学と儒術に明るく天監中に帰国、員外散騎侍郞から始安太守となったが事に坐して免ぜられた。
  • のち折衝將軍として北伐に従軍、步兵校尉兼国子博士として五経を講じた。当時北から来た儒者に崔靈恩・孫詳・蔣顯らがいたが音辞が拙く聴きづらい中、広だけは言論が清雅で北人らしからぬと評され、僕射徐勉に深く重んじられた。員外散騎常侍・信武桂陽嗣王長史尋陽太守・武陵王長史太守などを歴任し任地で没した。