遼史卷九十九 列傳第二十九 耶律托卜嘉
出自と経歴
- 耶律托卜嘉は字を薩巴といい、季父房の出。父の果嘉は林牙に至り、重熈年間金肅軍で夏人を破って功があり、優加の賞賚を受けた。
- 托卜嘉は清寧中、牌印郎君に補せられ、永興宮使に累進。九年、重元の乱の平定に功があり知㸃檢司事となり、平亂功臣を賜り懐徳軍節度使となった。
- 咸雍五年、約尼剋に遷る。太康三年、北院宣徽使を授けられた。耶律伊遜が太子を害する謀をしていることを知り、伊遜及び蕭塔喇台・蕭錫沙らを殺そうとしたが、伊遜がこれを知り、その党に托卜嘉が廃立の事に与したと誣構させ殺害した。
- 乾統年間、漆水郡王を追封され、宜福殿に肖像を描かれた。