遼史卷九十五 列傳第二十五 蕭素颯
蕭素颯
- 蕭素颯、字は特黙。五院部の人。重熙間初めて仕え、たびたび昇進して北院承旨・彰愍宮使となった。清寧初め、左皮室詳衮・右伊勒希巴を歴任した。咸雍5年(1069年)、博和哩が反乱を起こすと素颯はこれを降しその酋長を率いて来朝させ、帝はその功を嘉し北院林牙に徙し南院副部署に改まり卒した。
- 子穆喇斡、字は和琳。伊勒希巴郎君に補され文班太保に遷り、太康中南京統軍使に改まり右伊勒希巴となった。樞密使耶律阿蘇と事を論じて合わず忌まれ、馬羣太保として出た。北部が来侵すると穆喇斡はこれを破り同知烏爾古徳哷勒統軍に遷り便宜行事を許されたが、後に讒毀により降されて西北路戍軍を領し、再び馬羣太保となり卒した。