遼史卷九十五 列傳第二十五 蕭迪里

蕭迪里

  • 蕭迪里、字は国寧。約尼森済汗宮人。重熙初め、遙攝鎮国軍節度使となった。重熙6年(1037年)、詔を奉じて宋に使いしたが足を傷めて跛となったことを告げずに行き、帝は怒った。還るに及び大杖を決せられ同簽南京留守事に降され、静江軍節度使を遙授された。
  • 群牧都林牙を歴任し、たびたび昇進して右伊勒希巴となり、才幹をもって任使された。折しも車駕が元昊を西征する際降を乞うと、帝はそれまでの反覆をもって迪里を遣って誠否を覘わせ、これにより元昊のために禍福を陳述すると命を聴き、迪里は還った。
  • 北院樞密副使を拝し中京留守として出た。重熙19年(1050年)、西京留守に改まり卒した。