遼史卷九十四 列傳第二十四 蕭阿嚕岱
蕭阿嚕岱
- 蕭阿嚕岱、字は伊実音。威部の人。父農古は仕えて糺詳衮に至った。阿嚕岱は騎射を習い兵法に暁じ、清寧間初めて仕え、たびたび昇進して本部司徒となり烏爾古徳哷勒統軍都監に改まった。
- 大安7年(1091年)、山北副部署に遷り、大安9年(1093年)達勒達・博索摩の二部が来侵すると兵を率いてこれを撃退した。達勒達が再び牛羊を刼して去ると、阿嚕岱は兵を引いて追及し掠めた所を尽く獲て渠帥数人を斬った。この冬、達勒達らが三百余人で辺を梗すと再び戦ってこれを退け二百余級を斬った。金吾衛上将軍を加えられ蘭陵県公に封ぜられた。
- 寿隆元年(1095年)、功を第て同中書門下平章事を加えられ郡公に爵を進められ西北面招討使に改まった。乾統3年(1103年)、宋の俘で還すべき者を留めて奴とした罪に坐して官を免ぜられた。後に徴されたが老疾をもって致仕し卒した。