遼史卷九十四 列傳第二十四 耶律蘇色

耶律蘇色

  • 耶律蘇色、字は阿敏。性は忠直簡毅で武事に練れた。応暦初め、侍従となり、たびたび昇進して図魯卜部節度使となり、霸・済・祥・順・聖の五州都総管を歴任し、間もなく敦睦宮太師となった。保寧3年(971年)、九部都詳衮に改まり、保寧4年(972年)党項を伐ちしばしば戦功を立て手詔でこれを労った。
  • 統和初め、皇太后が制を称し西辺がようやく定まると、蘇色は諸番の安集に務め利害あれば具にこれを聞こえさせ、太后はますますこれを信任した。凡そ戎に臨むや士卒と甘苦を同じくし、獲た所は将校に均しく賜り、順を賞し逆を討って威信は大いに振るった。辺にあること20年にして卒した。