遼史卷七十六 列傳第六 耶律烏魯斯

生涯

  • 六院額爾竒木博果濟の後裔。勇略に優れ、常に重鎧を纏い鉄槊を振るって戦った。会同間の晋討伐で太宗が狩猟中に鶻が鴿を追って河を渡った際、烏魯斯は自ら河を渡って敵を殺しこれを得た功で厚く賞された。晋将杜重威が望都で水を頼りに布陣した際、烏魯斯は敵陣に突入して包囲されたが、味方の勧める脱出路を退け「敵の伏兵があるかもしれない」と別路から突破、その判断力は多くの局面で発揮された。この年、迪里皮室軍の総領として部曲を私に免じた罪で免官となり卒した。