六韜明傳

  • 要旨: 病床の文王に太公望が、先聖の道が絶える由縁と起こる由縁を説き、義が欲に勝てば栄え、欲が義に勝てば滅びるという原則を伝える。

場面

  • 病に伏した文王が太公望を呼び、太子発を側に置いて、周の社稷を託すとともに、至道の言葉を子孫に伝えたいと望む。

道が絶える由縁・起こる由縁

  • 善を見ても怠り、時が至っても疑い、非であると知りながらそこに留まる、この三つが道の絶える由縁である。
  • 柔和でありながら静か、恭しくありながら敬い、強くありながら弱を保ち、忍びながらも剛である、この四つが道の起こる由縁である。

結論

  • 義が欲に勝れば栄え、欲が義に勝れば滅びる。敬が怠に勝れば吉であり、怠が敬に勝れば滅びると説く。