南史卷七十二 列傳第六十二 袁峻

抄写と箴の作者

  • 袁峻、字は孝高、陳郡陽夏の人、魏の郎中令袁渙の8世孫。若くして父を喪い篤志で学を好み、貧しく書を持たなかったため人から借りて写し、日に50紙を写すことを課題とし数が足りなければやめなかった。訥弁だが文辞に巧みで、梁武帝が辞賦を好み文章を献ずる者が南闕に列をなす中、天監6年(507年)峻は揚雄の言箴に倣った作を奏上し、帝はこれを喜び束帛を賜り、員外郎・散騎侍郎・直文徳学士省を歴任、史記・漢書をそれぞれ20巻に抄し、陸倕とともに新闕銘を製した。