この巻の位置づけ
- 回回歴法三。回回歴の各種の立成表(数表)そのものを収める巻で、本文は表題と割注のみからなる。
五星の黄道南北緯度の立成
- 土星黄道南北緯度立成。上の横行は小輪心定度を引数とし、五十度から起こして三度ずつ順次加える。首の直行は自行定度を引数とし、十度ずつ順次加える。求める法は、二つの引数の近い度を縦横に照らし合わせ、行き合ったところの度分を取り、次にそれぞれ比例法を用いて細率を得る。
- 木星緯度立成。土星と同じで、その小輪心定度は……から起こす。
- 火星緯度立成。引数は、上の横行が小輪心定度で二度ずつ順次加え、首の直行が自行定度で四度ずつ順次加える。表題は続きの丁にもう一度掲げられている。
- 金星緯度立成。引数は、自行定度を三度ずつ順次加え、小輪心定度を……ずつ順次加える。表題は続きの丁にさらに二度掲げられている。
- 水星緯度立成。表題は続きの丁にもう一度掲げられている。
太陰に関する立成
- 太陰黄道南北緯度立成。月と計都との離れる宫度を引数とする。原本は引数の宫を縦にして首行に列し、度を横にして上行に列し、分の加減を二つの立成表に分けて作り、その中に加減分(相隣り合う二つの度の差である)を載せている。今はその分を省いて一つの立成表にした。
- 太陰出入晨昏加減立成。
- 太陰凌犯時刻立成。
五星に関する立成
- 五星伏見立成。
- 五星順留立成。欄は、小輪心定度・土星・木星・火星・金星・水星の順である。
時刻と加減差の立成
- 西域晝夜時立成。午正の太陽經度を引数とする。
- 晝夜加減差立成。太陽の宫度を引数とする。
- 經緯加減差立成。經・緯・時の三つの差はもともと一つの立成表に合わせてあったが、今は密に過ぎるので時差の分を別に一つの立成表として列した。
- 時差加減立成。