舊唐書卷一百八十七下 列傳第一百三十七下 程千里

程千里

  • 京兆の人、身長七尺の勇士。安西副都護から天宝十一載(752年)御史中丞、十二載(753年)北庭都護・安西北庭節度使。突厥の李献忠(阿布思)の叛乱を、天子の命で討伐し葛禄の助けで献忠を捕らえ献上、右金吾衛大将軍を授かった。
  • 安禄山の乱で河東節度副使・雲中太守、天宝十五載(756年)上党郡長史として賊の攻撃を度々撃退し禮部尚書・御史大夫を加えられた。至徳二載(757年)九月、賊将蔡希德との一騎討ちで橋が壊れ落馬し捕らえられた。「これは我が戦いの過ちではなく天命だ、城を失うな」と諸騎に告げ、軍は最後まで城を守り抜いた。東都で安慶緒に囚われ、慶緒敗走後に厳荘に殺害された。
  • 至徳二載十二月の大赦で李憕・盧奕・張巡・許遠らと共に追贈の対象に挙げられたが、生きたまま賊庭に囚われた程千里だけは褒贈に浴さなかった。