舊唐書卷一百八十五下 列傳第一百三十五下 倪若水
倪若水
- 恆州稾城の人。開元初年、中書舎人・尚書右丞を経て汴州刺史に出た。清静を旨とする政治を行い、孔子廟堂と州県学舎を増修して儒教を興隆させた。
- 開元四年(716年)、玄宗が宦官に江南の珍鳥を採らせようとした際、若水は上表して「農繁期に珍禽異鳥を求めるのは民を軽んじ鳥を貴ぶことになる」と諫めた。玄宗は手詔で「使者が自分の意を誤解して多く捕らせただけであり、卿の忠言をよく聞き入れる」と答え、鳥を放たせ布四十段を賜った。
- 戸部侍郎に召され、開元七年(719年)再び尚書右丞に任じられ、任中に卒した。