舊唐書卷一百四十六 列傳第九十六 盧徵

盧徵

  • 徵、范陽の人、鄭州中牟に居した。永泰中、江淮轉運使劉晏の従事として腹心として用いられ殿中侍御史に至ったが、晏の失脚で珍州司戸に貶された。晏の門人元琇が興元中に戸部侍郎・判度支となると京兆司録・度支員外に推挙されたが、琇の失脚で信州長史に貶された。信州刺史を経て右司郎中・給事中と昇進、戸部侍郎竇參に重用され後継含みで扱われた。貞元八年、竇參が推す趙憬に代え特に徵が同州刺史に任じられたのは、參の腹心を割くためであった。数年後、華州刺史に転じ、復権を望んで中官に賄賂を厚く贈り、同・華州の慣例的な薄い献上を破って過分な貢献を続けた。数年病床にあり、貞元十六年、六十四歳で卒した。