舊唐書卷一百四十六 列傳第九十六 王緯
王緯
- 緯、字は文卿、太原の人。祖景は司門員外・萊州刺史、父之咸は長安尉。明経及第・書判入等を経て長安尉から使府佐官、御史郎官、金部員外郎・劍南租庸使・彭州刺史・西川節度營田副使を歴任。大歴中、江西觀察使路嗣恭の判官李泌が陥れられた際、緯は説諭して救った。貞元三年、宰相となった李泌に給事中に抜擢され、まもなく潤州刺史・兼御史中丞・浙江西道都團練觀察使、十年に御史大夫・諸道鹽鉄轉運使、檢校工部尚書。勤倹清廉であったが苛細に流れ、削刻な役人を用いて属吏を厳しく督察したため民は苦しんだ。貞元十四年、七十一歳で卒し廢朝一日、贈太子少保。