舊唐書卷一百四十六 列傳第九十六 薛播
薛播
- 播、河中寶鼎の人、中書舍人薛文思の曾孫。父元暉は什邡令、播の栄達により工部郎中を追贈された。天寶中に進士及第、校書郎から萬年縣丞・武功令・殿中侍御史・刑部員外郎・萬年令を歴任。温厚で人と交わるのが巧みで、李棲筠・常袞・崔祐甫に見出された。祐甫の輔政期に中書舍人となったが、汝州刺史を経て公事で泉州刺史に貶され、のち晉州刺史・河南尹・尚書左丞・禮部侍郎を歴任。貞元三年、病により卒し贈禮部尚書。
- 伯父薛元曖の妻林氏(丹陽太守洋の妹)は母儀の徳と『五経』の学識に優れ、元曖の子彦輔・彦国・彦偉・彦雲や播の兄据・摠らを幼くして育て上げ、開元・天寶の二十年間に彦輔・据ら七人が相次いで進士に及第し、名門として称えられた。