舊唐書卷119 列傳第六十九 崔祐甫
出自と生い立ち
- 崔祐甫、字は貽孫。祖父の晊は懐州長史。父の沔は黄門侍郎、孝公と諡された。家は清廉倹約と礼法をもって士流の模範とされた。祐甫は進士に及第し寿安尉を歴任した。安祿山が洛陽を陥落させると士庶は逃げ惑う中、祐甫は独り矢石の間を危険を冒して私廟に潜り込み、位牌を背負って逃れた。
- 起居舎人・司勲吏部員外郎を歴任し、累進して御史中丞・永平軍行軍司馬を拝命し、まもなく本軍の京師留後を知らせられた。性は剛直で妥協せず、事にあたっても曲げることがなかった。累進して中書舎人となった。